イラン航空は、三菱航空機が製造する国産旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を購入する意向であることがわかった。
8月3日付けで、イランの経済誌「Financial Tribune」の報道内容をイラン航空の公式サイトで紹介しており、需要が大きいことから、ATRに発注した20機のリージョナル機材に加え、10年以内に50機を追加する意向があるとしており、うち25機、5億ドル相当を三菱航空機から購入する意向としている。ロイター通信などは、12月にも日本とイランが協議すると伝えている。MRJは現在、確定発注223機、オプション184機を受注している。
イラン航空は経済制裁の影響で機材更新ができなかったものの、制裁解除で新造機の発注を進めており、エアバスA380型機12機を含む、エアバス機118機の発注は大きなニュースになった。
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