全日空(ANA)は、イギリスの航空格付け会社、スカイトラックスが発表した「ワールド・エアライン・アワード2016」で、2年連続で空港サービス全般を評価する「World’s Best Airport Services」と、空港スタッフや客室乗務員のサービス品質を地域ごとに評価する「Best Airline Staff in Asia」の2部門でトップに輝いた。「World’s Best Airport Services」が4年連続5度目、「Best Airline Staff in Asia」が2年連続3度目の受賞となる。
ANAでは、成田空港の出発ロビーのカウンターレイアウトの刷新や自動チェックイン機の導入、ANAラウンジでシェフサービスの提供などを相次いで開始。羽田空港第2ターミナルでも出発ロビーをリニューアルし、自動手荷物預け機の設置や、自動チェックイン機の刷新などの取り組みを行った。さらに、17言語に対応する「ANAコミュニケーション支援ボード」の導入や、遠隔手話通訳サービス、外国人利用者に対応するため、タイや香港でも客室乗務員の採用を行っている。