JR東日本は、北陸新幹線のE7系に車いす用フリースペースを7月から導入する。
E7系では現在、7号車と11号車に車椅子用座席を設けているが、バリアフリー法に基づく公共交通機関の移動等円滑化ガイドライン改訂を受け、車椅子用フリースペースを初めて導入。7号車の金沢方面寄りの座席の一部を取り外し、車椅子のまま乗車できるスペースを4席分確保した。利用には従来の車椅子対応座席と同様、みどりの窓口や電話、インターネットでの申し込みが必要。7月から一部列車で運用し、対象列車は確定次第告知する。
なお、2020年10月改訂版のガイドラインでは、新幹線については座席定員500人未満の場合は3か所以上、500人以上は4か所以上、1,001人以上は6か所以上の車椅子スペースを設けることが示されている。E7系(12両編成)の座席定員は924名。