シンガポール航空は、5億米ドル相当の米ドル建ての社債を発行し、資金調達した。
年利3%で、満期日は2026年7月20日。主幹事はシティグループで、HSBC、BofA証券が共同主幹事を務めた。機関投資家からの需要高い需要が大きく、28.5億米ドル相当の購入希望があったという。
調達資金は、航空機の購入や関連費用の支払い、既存の借入金の借り入れなどに使用する。新株予約権無償割当(ライツイシュー)により88億シンガポールドル、担保付融資により20億シンガポールドル、転換社債の発行により8.5億シンガポールドル、10年債の発行により5億シンガポールドルなど、総額約133億シンガポールドルを調達しており、その他にも必要に応じて調達できるオプションも保持している。
シンガポール航空のゴー・チュン・フォン最高経営責任者(CEO)は、「シンガポール航空の米ドル建て債券の発行に、投資家の皆様の力強い支援に感謝します。これにより、業界におけるシンガポール航空の競争優位性がさらに強化され、新型コロナウイルスがもたらす課題からの脱却に向けた能力が強化されると確信しています」と謝意を述べた。
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