読売旅行は10月23日、10月中旬に催行した関西発の北海道ツアーの参加者から、新たに2名から新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表した。
これにより、感染が確認されたツアー参加者は合計14名となった。全員が軽症もしくは無症状だという。陰性だったのは25名で、残り2名は検査を受けたかを含め、詳細不明だという。
参加者に記入・提出を求めている「健康チェックシート」で参加者のうち1名が、「咳、のどの痛み、息苦しさ、胸の痛み等の呼吸器症状や味覚障害はございますか?」という項目に、「はい」のチェックをつけていたにも関わらず、添乗員が見落としていた。添乗員マニュアルではツアーの参加を見合わせてもらうこととしていた。
読売旅行では、「ツアー参加者からさらに感染者が判明する事態となり、心からおわび申し上げます。今後は、感染したり、自宅待機を余儀なくされたりしたお客様のご支援に全力を挙げるとともに、専門家の知見も借りてウィズコロナ期の新しい旅のあり方を真摯に探って参ります」とコメントしている。