TRAICY(トライシー)では、「グルメの宝庫、札幌駅で何する?」と題して、札幌駅周辺で気軽に楽しめるグルメを複数回にわたって紹介している。
[caption id="attachment_156508" align="alignnone" width="900"] 北菓楼公式ウェブサイト。季節ごとに変わる「開拓おかき」も美味。[/caption]
シリーズ第2弾は「北菓楼(きたかろう)」を紹介する。六花亭同様、北海道を代表する製菓メーカーの1つだ。
[caption id="attachment_156510" align="alignnone" width="900"] ホリ公式ウェブサイト。鮮やかなゼリーに見覚えのある方も多いだろう。[/caption]
「夕張メロンピュアゼリー」や「とうきびチョコ」などで知られるホリがグループ企業で、両社ともに札幌の北の砂川市にルーツがある。ホリも北菓楼も北海道の素材を全面に押し出した商品を取り扱っているのが印象的だ。
[caption id="attachment_156509" align="alignnone" width="675"] 北菓楼 札幌本館外観(公式サイトより)[/caption]
今回紹介するのは、札幌駅から南に800メートルほどの「北菓楼札幌本館」。前回紹介した六花亭札幌本店とは、北海道庁を挟んで反対側に位置する。札幌駅からは歩いて10分程度で、地下道を利用してアクセスができる。
この札幌本館は2016年オープン。開店から数年しか経っていないにもかかわらず、重厚な建物が目を引く。実は、1926年に開館した「旧北海道庁立図書館(現北海道立図書館)」の建物を活用している。
外観の印象と対照的に、店内は明るく、バリエーション豊かな製品を彩りを際立たせる。2階にはこだわりの品が揃う喫茶室もある。
多様な商品の中で今回紹介するのは、札幌本館限定のクロワッサンシュー「夢句路輪賛(ゆめくろわっさん)」。サクサクの生地と、濃厚なカスタードクリームは、期待通りの組み合わせ。
購入したクロワッサンシューや、その他のシュークリームなどは、店内の椅子ですぐに食べられる。注意せず勢いよく頬張ると、クリームが溢れ出てしまう若干"危険"な食べ物なのだが、こんな幸せな食べ物を、こんな気軽に、200円でお釣りが来るくらいの手頃さで食べていいのだろうか…
他にも、北菓楼では様々なシュークリームを展開している。様々な機会で食しているが、どれも美味なのでおすすめしたい。
札駅の大丸・エスタでも購入可能
[caption id="attachment_156504" align="alignnone" width="900"] 北菓楼 札幌エスタ店。この地下1階には北海道のスイーツが集結している。[/caption]
北菓楼札幌本館も、札幌駅前地下歩行空間を介して、ほぼ地下だけで移動できるが、札幌駅直結の大丸・エスタにも支店がある。札幌本館限定の「夢句路輪賛」はないが、その他のシュークリームを含めた商品は概ね入手可能だ。
また、北菓楼のオンラインショップでは多くの商品を購入することができるが、シュークリームは購入できない。ぜひこの感染症の流行がおさまったら、このシュークリームも含め、美味しいものを食べに北海道に訪れてみてほしい。