7月4日・5日に開催を予定していた、“テクノロジー×旅行・観光”をテーマとしたアジア最大規模の国際カンファレンス「WiT Japan & North Asia」の開催が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、11月5日へ延期されることが決まった。
7月3日には、ウェビナー「WiT Japan & North Asia バーチャル」を開催する。パネリストは、楽天執行役員の高野芳行氏、ベンチャーリパブリック代表取締役社長の柴田啓氏、サヴィーコレクティブの浅生亜也氏ら。モデレーターはWiT創設者のイェオ・シュウ・フーン(Yeoh Siew Hoon)氏。参加費は無料で、セッションは英語のみ。申し込みの受付はすでに開始している。
WiT Japan & North Asia実行委員長の柴田啓氏は、「旅行業界は現在厳しい逆境の中にあります。一方で、世界中の人々がこのパンデミックを機に一斉に生活の全てをオンライン化・デジタル化させるという大変革も成し遂げました。この流れによって私たちはこれまで以上に新しいテクノロジーやイノベーションを受け入れられる準備を整えたといえます。WiT Japan & North Asiaは、常にテクノロジーとイノベーションによる旅行業界の未来を見通してきました。今再び、この役割を果たす時が来たと考えています。」とコメント。浅生亜也氏やイェオ・シュウ・フーン氏も、旅行需要の回復や変革、未来を見据える場として、期待を寄せている。
「WiT Japan & North Asia」は、2012年に柴田啓氏と浅生亜也氏、シンガポールに本部を置くWiTによって立ち上げられた、「テクノロジー×旅行・観光」がテーマの国際カンファレンス。年々参加者は増加し、2019年は500人を超えている。