シンガポール航空グループの3社は、中国本土線の運航を取りやめる。
シンガポール航空とシルクエアーは2月4日以降、シンガポールと中国本土を結ぶ、一部便の運航を停止する。多くの路線は2月29日もしくは3月1日まで運休する。
スクートは2月8日から、シンガポールと中国本土を結ぶ全便の運航を停止する。2月5日から一部路線の運航を停止し、2月8日からは全便の運航を取りやめる。運休期間は3月28日もしくは29日までを予定している。香港やマカオ線の運航便数も変更する。2月2日以降、機内サービスも制限し、飲食物や免税品は販売せず、すべての乗客に水を含む飲食物を提供する。事前購入の食事や購入済みの物品の代金は返金する。
シンガポール政府は2月1日午後11時59分より、中国本土を14日以内に訪れた人の入国、乗り継ぎを許可しない。中国のパスポート保有者のうち、短期・マルチビザ保有者のビザの効力を停止し、新規発給も停止する。