全日本空輸(ANA)は、障害者の社会参加を推進する国際的な活動である「The Valuable 500」に、12月11日付けで加盟した。
「The Valuable 500」は、1月にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で発足した。障害者の社会参加の観点で、目覚ましい取り組みを実施している企業を支援し、取り組みを強化する意思のある企業500社の参画を目指す国際的な活動で、約150社が加盟している。
ANAでは、利用者の多様性を尊重した「世界トップレベルのユニバーサルなサービス」を目指し、小型機の一部にも車いすで利用できる化粧室を設置しているほか、金属探知機に反応しない樹脂製車いすや、コミュニケーションをサポートするデジタルツールなどを積極的に活用。グループでは障がい者雇用に関わる行動規範「3万6千人のスタート」を策定し、障がいのある社員の計画的な雇用拡大に取り組んでおり、現在は830人以上の障害のある社員が働いているという。
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