マンダリン航空は、6月14日より、東京/成田〜台中線に就航した。
飛行時間は台中発は3時間30分、東京/成田発は3時間50分。エコノミークラス103席を配置した、エンブラエル190型機で毎日1便を運航する。当面は定期チャーター便として運航する。成田空港の発着ターミナルは、グループのチャイナエアラインと同じ第2ターミナルとなる。
初便となるAE266便は、台中を午前7時40分に出発。東京/成田には午前11時53分に到着した。折返しのAE267便は、東京/成田を午後0時51分に出発し、台中には午後3時56分に到着した。
チャイナエアライングループのホー・ヌアン・シュエン会長は、成田空港で開かれた就航記念式典で、「台北、高雄路線をすでに就航しており、台中路線は初めてとなる。台中路線を通じて中部の観光促進にお手伝いできればと思っている。チャイナエアラインは近い将来に新しい機材を導入し、マンダリン航空にも機体をシェアしていく。」と話した。就航記念式典には、台北経済文化代表処のシェ・チャン・ティン駐日代表、国土交通省東京航空局成田空港事務所の石井靖男成田空港長、台中市のリン・チァー・ロン市長、成田市の小泉一成市長、マンダリン航空のツァウ・ツー・フェン社長、チャイナエアラインのツアン・ミン・ウェイ日本支社長らが出席した。
台中は、台北に次ぐ台湾第2の都市。日本統治時代の面影を残すノスタルジックな街並みが残り、学問の神様を祀る台中孔子廟、逢甲夜市、彩虹眷村といった多くの観光スポットがある。日月潭、阿里山、高美湿地などの景勝地へのアクセスにも優れている。
マンダリン航空は、チャイナエアライン傘下の航空会社。東京への定期便の乗り入れは初めて。これにより、チャイナエアラインはグループ航空会社を合わせて、台北/松山、台北/桃園、高雄を合わせた3都市4空港から東京へ乗り入れることになる。
■ダイヤ
AE266 台中(07:30)〜東京/成田(12:00)
AE267 東京/成田(13:00)〜台中(15:50)
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