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ルフトハンザグループは現地時間2月7日、新ブランドイメージをフランクフルトとミュンヘンで発表した。
ルフトハンザ・ドイツ航空の機体デザインの刷新は30年ぶりで、導入から100年を迎える鶴のロゴは細部にわたりデザインを見直し、輪の線を補足することでよりエレガントさを演出している。現在はボーイング747-8型機(機体記号:D-ABYA)とエアバスA321型機(機体記号:D-AISP)の2機が新塗装で運航を行っており、段階的に塗装を切り替え、2018年内には40機が新塗装となる。全機の塗装変更が完了するのは2025年3月の予定となる。
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複数の専門家による予備調査、800点以上のデザインの作成、独自のカラー開発を経て完成したもので、機体は濃い目の青色である「ルフトハンザ ブルー」を基調とした新デザインとした。白は明るさと独立性を保持する役割を果たし、黄色がカラーパレットを補完することになるという。黄色とブルーの従来の組み合わせは維持するものの、使い方は見直すという。
食器やアメニティキット、毛布、枕カバーなどの機内の備品を約2年かけて入れ替えていくほか、搭乗券のデザイン、空港カウンターなどでも新しいブランドイメージを取り入れる。乗務員の制服には黄色を基調とした新たなアクセサリーを採用した。
ルフトハンザグループのブランドイメージも一新し、グループの新しいロゴからは鶴が消え、全て大文字表記とした。グループが多種多様なブランドを擁していることを考慮したもので、すべての企業に視覚的な中立性をもたらすという。書体も新たに開発している。
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