
ホンダは水平対向6気筒1833ccエンジンを搭載した大型プレミアムツアラー「Gold Wing(ゴールドウイング)」シリーズの新型(北米仕様車と欧州仕様車)を発表。スピーカーの音質を向上し、細部のカラーリング&グラフィックを変更。ツアータイプはトップボックス容量を50Lから61Lにアップ、豪華なスエード調の合皮シートカバー、タンデムシートのバックレスト角度を最適化するなど進化を遂げた。国内での発売時期等は未定。
REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)
※写真はすべて北米仕様車/欧州仕様車
動画で新型ホンダ ゴールドウィングをチェック
大型プレミアムツアラー、ゴールドウイングシリーズ。6速MTと7速DCTあり














1975年から現在まで続く、ホンダの超ロングセラーモデル、ゴールドウィングシリーズ。同モデルはGL1000から継承された、ホンダのフラッグシップモデルだ。
初代モデルは1975年にデビュー。実に46年もの間、「The King」と呼ばれ、プレミアムクルーザーの頂点に君臨しているのが特徴。
2018年のフルモデルチェンジで、大幅に軽量化されたゴールドウイングシリーズは、バイクでは珍しい水平対向6気筒エンジンを搭載。排気量は1833ccに設定され、最高出力は93kW(126ps)/5,500rpm、最大トルクは120N・m(17.3kgf・m)/4,500rpmを発揮。
独自構造のダブルウィッシュボーン型フロントサスペンション等の組み合わせにより、安定感ある余裕のクルージングが楽しめるゴージャスな1台に仕上げられている。
今回発表された北米仕様/欧州仕様向けの新型は、現行モデルをベースに、
・スピーカーの音質を向上
・細部のカラーリング&グラフィックを変更
また、トップボックス装備のツアータイプは、
・トップボックスの容量を、50Lから61Lにアップ
・スエード調の豪華な合皮シートカバーを採用
・タンデムシートのバックレスト角度を最適化して乗り心地を向上
国内での発売時期や国内仕様の詳細は不明だが、期待される1台である。






ホンダ ゴールドウィングシリーズのストリップモデルをチェック












ホンダ ゴールドウィングシリーズの細部をチェック








































新型ホンダ ゴールドウィングシリーズ 主要諸元(欧州仕様車)
※【】内はDCT
全長×全幅×全高:2475×905【925】×1340mm
ホイールベース:1695mm
最低地上高:130mm
シート高:745mm
車両重量:366【367】kg
キャスター角:30.5゜
トレール量:109mm
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ水平対向6気筒
総排気量:1833cc
ボア×ストローク:Φ73×73mm
圧縮比:10.5
最高出力:93kW(126.4ps)/5,500rpm
最大トルク:170N・m(17.3kgf・m)/4,500rpm
燃料タンク容量:21.1L
変速機形式:6速リターン【7速DCT】
ブレーキ形式:前Φ320mmダブルディスク 後Φ316mmシングルディスク
タイヤサイズ:前130/70R 18 後200/55R 16
※【】内はDCT
全長×全幅×全高:2615×905【925】×1430mm
ホイールベース:1695mm
最低地上高:130mm
シート高:745mm
車両重量:380【383】kg
キャスター角:30.5゜
トレール量:109mm
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ水平対向6気筒
総排気量:1833cc
ボア×ストローク:Φ73×73mm
圧縮比:10.5
最高出力:93kW(126.4ps)/5,500rpm
最大トルク:170N・m(17.3kgf・m)/4,500rpm
燃料タンク容量:21.1L
変速機形式:6速リターン【7速DCT】
ブレーキ形式:前Φ320mmダブルディスク 後Φ316mmシングルディスク
タイヤサイズ:前130/70R 18 後200/55R 16