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トヨタ・スープラ vs BMW Z4 兄弟モデルはセールス競争 2020年、売れたのはどっち? ポルシェ718(ボクスター/ケイマン)と日産フェアレディZより売れた?


トヨタ・スープラとBMW Z4。兄弟車として生まれ、同じ工場で生産されているこの2台。ターゲットにしているマーケットは、スポーツカー王国、アメリカだ。2020年のセールスデータで、どちらがアメリカで売れたのか検証してみよう。

兄弟モデル、スープラvs Z4 2020年に売れたのは?

トヨタ・スープラ

トヨタ・スープラとBMW Z4は、同じシャシー、同じパワートレーンを積む兄弟モデルだ。ともにマグナ・シュタイアーのオーストリア・グラーツ工場で生産されている。




エンジンは、2.0ℓ直4DOHCターボ(B48型)と3.0ℓ直6DOHCターボ(B58型)、トランスミッションはZFの8速AT(8HP)を使う。アメリカでの販売はZ4の方が早かった。




スープラは2021年モデルで直6エンジンのパワースペックが340ps/495Nmから387ps/495Nmへパワーアップした。また2.0ℓ直4ターボモデルが追加になった。両モデルの販売成績を比較する前に、北米での価格を見てみよう。価格はスタート価格である(MSRPはメーカー希望小売価格のことで、税抜き価格だ。1ドル=104円で換算する)。

BMW Z4

BMW Z4


sDrive30i MSRP 4万9700$(516万8800円)


M40i MSRP 6万3700$(662万4800円)




TOYOTA Supra


2.0 MSRP 4万2990$(447万960円)


3.0 MSRP 5万990$(530万2960円)


3.0 Premium MSRP 5万4490$(566万6960円)




同じエンジンを搭載するグレード同士で比較するとスープラの方がリーズナブルであることがわかる。

2019年、スープラの北米での販売は事実上、年後半のみ。Z4より販売期間が短かったこともあって、販売台数はZ4の方が多かった。

2020年、初めてフルイヤーで販売したスープラは、5887台を売り上げた。月平均490台は、おそらく北米向けの供給台数とイコールだろう。新型コロナウイルスの影響を強く受けた2020年だが、スープラがほしい!という潜在ユーザーの数は500台/月を上回っていたということになる。




Z4は、前年から販売台数を22%も下げてしまった。2020年のスープラ vs Z4の販売台数対決は、スープラの勝ちである。

ポルシェ718(ボクスター/ケイマン)と日産370Z(フェアレディZ)は?

今度は、スープラ、Z4の同クラスライバルと目されるポルシェ718(ボクスター/ケイマン)と日産370Z(フェアレディZ)の販売台数を見てみよう。

ポルシェ718系(ボクスター/ケイマン)
日産370Z(フェアレディZ)

2019年は


ポルシェ718:3880台


BMW Z4:3042台


トヨタ・スープラ:2884台


日産370Z:2384台


だった

2020年は、


ポルシェ718:5887台


BMW Z4:2371台


トヨタ・スープラ:3447台


日産370Z:1954台




という結果になった。スープラがこのクラスのリーダーとなったわけだ(じつは、フォード・マスタング、ダッヂ・チャレンジャー、シボレー・カマロが一桁上の販売数となっているのだが)。




2021年は日産370Zのモデルチェンジの期待がかかる。新型コロナウイルスの影響が収まって、自動車マーケットが平常に戻ることを願っている。

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