北米日産は、9月15日に次期型フェアレディZ(海外名:370Z)のプロトタイプを初披露すると発表した。
日産は、50年の情熱と伝統を現代のテクノロジーと組み合わせ、今回発表される新しいZ ProtoでこれまでのZのパワーを復活させるとしている。
初代フェアレディZ(S30型)は1969年にデビュー。欧米のスポーツカーに匹敵するスペックとスタイルで北米を中心に大ヒットした。現在発売されている現行型(Z34型)は2008年にデビュー。昨年には発売50周年記念期間限定特別仕様車「50th Anniversary」が発売された。しかし、現行型は発売から12年が経ち、早期のモデルチェンジが期待されていた。
そんななか、5月28日に日産はオンライン会見を行い、今後18カ月以内に12の新型車を発売すると発表した。その会見の最後を締めくくったイメージビデオに、次期型フェアレディZが(不鮮明ではあるが)姿を現し、北米、日本を中心に期待が高まっていた。
はっきりとデザインを認識することができないが、ロングノーズの古典的なスポーカーらしいシルエットが初代S30型を彷彿させる。
日産、いや日本を代表する伝説のスポーツカー。その久々の新型モデルを示唆したプロトタイプ、発表が楽しみだ。