7月29日、横浜ゴムは同社の高性能タイヤ「アドバンスポーツV107」が、2020年6月から欧州で発売された「メルセデスAMG GLA35 4MATIC」と「メルセデスAMG GLA 45 4MATIC+」、そして同3月から欧州で発売された「メルセデスAMG GLE 63 4MATIC+」と「メルセデスAMG GLE 63 4MATIC+クーペ」、さらに同6月に日本でも発売が発表された「メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+クーペ」の新車装着タイヤに採用されたことを発表した。
メルセデスAMGと共同開発により同社の承認を示す「MO1」マークを刻印
「アドバンスポーツV107」は横浜ゴムのハイパワー・プレミアムカー向け高性能タイヤ。プレミアムカーに必要な高いドライビングパフォーマンス性能を発揮するとともに、優れた快適性や安全性を高次元でバランスさせているのが特徴だ。
メルセデスAMG GLA35 4MATICとメルセデスAMG GLA 45 4MATIC+の新車装着サイズは19インチの設定が「235/50ZR19 99Y」、21インチの設定が「255/35ZR21 98Y」。
メルセデスAMG GLE 63 4MATIC+とメルセデスAMG GLE 63 4MATIC+クーペ、加えてメルセデスAMG GLE 53 4MATIC+クーペの新車装着サイズは、フロント用が「285/40ZR22 110Y」、リヤ用が「325/35ZR22 114Y」、またはフロント・リヤ共通の「275/50ZR20 113Y」。
いずれも今回の新車装着にあたり、メルセデスAMGと共同開発を実施。AMG GLE系モデルでは、従来のアドバンススポーツV105と比べて優れた快適性や安全性を維持したまま、プレミアムカーに必要なドライビングパフォーマンス性能をさらに向上させている。なお、いずれもタイヤサイドには同社の承認を示す「MO1」マークが刻印されている。
横浜ゴムは中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」のタイヤ消費財戦略において、「プレミアムタイヤ市場における存在感の更なる向上」を掲げている。その具体的な戦略のひとつとして技術と品質で選ばれるタイヤメーカーを目指す「プレミアムカー戦略」に取り組んでおり、国内外のプレミアムカーへの新車装着を加速している。