スクーター王国・台湾の人気バイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」。最新のスポーツバイクを意識して設計された、同社の465ccスクーター「MAXSYM TL(マキシム・ティーエル)」が、いよいよ国内発売。スクーターの利便性とスーパースポーツの高速安定性を兼ね備えた、次世代フラッグシップモデルに注目だ。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
SYM MAXSYM TL(マキシム・ティーエル)……90万円(税込)
SYM(エス・ワイ・エム)初の2気筒エンジンを搭載!パワーは40.78馬力
これまで単気筒エンジンモデルのみをラインナップしていたSYM。新登場の「MAXSYM TL」には、新設計の2気筒エンジンを搭載。
水冷4ストローク並列2気筒8バルブDOHC465㏄エンジンは、リバースバランスシリンダーとマルチディスクオートマチックウエットクラッチを搭載。最大出力は30.0kW(40.78ps)/6750rpm、最大トルクは42.5Nm/6250rpm のクラストップのパワーを誇る。
見やすいメーター&便利なハンドルのスイッチ類
中央の4.5 インチのTFT ディスプレイは、キーをオンにするとウェルカムアニメーションが表示されるトリップコンピューターを内蔵。走行距離、平均速度、瞬時の燃料消費など、実用的な情報を提供してくれる。
表示デザインは3タイプから選択。ハンドル左のスイッチ操作で、バッテリー残量や油温などの表示に切り替えることも可能。左側にインジケーター、右側にはスピード・タコ・フューエルゲージが表示されるマルチファンクションメーターを配置。
全長× 全幅× 全高( mm ):2,215 × 801 × 1,442mm
軸距( mm ):1543mm
最低地上高( mm ):130mm
シート高( mm ):795mm
車両重量( ㎏ ):223kg
乗車定員( 人 ):2 人
燃料消費率( 50km/h 定速走行時 ):27.0km/L
最小回転半径( m ):2.75m
エンジン型式:水冷4 サイクル
エンジン種類:DOHC 並列2 気筒 8バルブ
総排気量( cc ):465.0 ㏄
内径x 行程( mm ):65.0 × 70.0mm
圧縮比:10.8 : 1
最高出力:30kw(40.78ps)/6,750rpm
最大トルク:42.5Nm/6,250rpm
始動方式:セルフ式
燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射(EFI)
燃料タンク容量:12.5L
変速機形式:CVT
タイヤ:F 120/70R15 56H / R 60/60 R15 67H
ブレーキ形式:F 油圧式ディスク / R 油圧式ディスク
懸架方式:F テレスコピックフォーク / R ユニットスイング式
フレーム形式:パイプアンダーボーン
製造事業者:三陽工業有限股份公司
製造国:台湾
●SYM(エス・ワイ・エム)公式サイト
http://www.sym-jp.com/
●問い合わせ:サイン・ハウス(車両事業部)
https://sygnhouse.jp/