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【連載】クルマに乗って「オイシイモノ」を食べに行こう!⑧三菱 エクリプスクロス


アナログ派自動車評論家・瀬在仁志(ヒトシ君)が助手の75(ナコ)とともに、話題のクルマに乗ってオイシイモノを食べに行くという食いしん坊企画の第8弾。道中、感じたことや気がついたことを言いたい放題しつつ、最終的にはオイシイモノにありつくという企画。今回は「冬の王者復活か?」と三菱 エクリプスクロス(ディーゼル)に乗り込み、雪道へ。連載を始めてから初めて、500km超えのロングドライブを敢行。朝8時に会社を出発してから12時間、渾身の1台、仕上がりや如何に?




講師:瀨在仁志(Hitoshi SEZAI)


助手:生江凪子(Naco NAMAE)




 2月上旬。都内にも冷たい風が吹き、霙まじりの雨が……なんてことは、暖冬ゆえにまったくない。そんななかで今回のヒトシ君と助手75のドライブは、編集部のある東新宿からスタート。



助手75:今日は三菱のSUV、エクリプスクロスよ。これって三菱が久々に出した新型車よね?

ヒトシ君:そうだよ。今日のエクリプスクロスはガソリン? それともディーゼル? ヨンク?

助手75:ディーゼルのヨンクです。だからね、今日はせっかくだから雪道のドライブにしたいと思っているの。スタッドレスも履いてるしね~。というわけで、北へGO!です。

ヒトシ君:お、行こう行こう。




 と恒例のジャンケンをすることも忘れてエクリプスクロスに乗り込み、さっそく首都高、そして首都高から東北道へ。

「エンジンいいじゃ〜ん」と、ご機嫌なヒトシ君



ヒトシ君:で、どこへいくのさ?

助手75:日光がいい! いろは坂を登っていったら、きっと雪道もあるでしょ? で、日光金谷ホテルへ行って、あそこ行って、あれも食べて……買い物もしないとだし……。

ヒトシ君:はいはい。ところで、この三菱の2.2ℓ、いや2267ccだから2.3ℓか。これ、静かだね。100km/h巡航で1450rpmくらいか。なかなか静かだよね。

助手75:たしかに。でも、風切り音はちょっと気になるかも。この前試乗したマツダCX-30の方が風切り音は静かだったわね。

ヒトシ君:三菱は、今後ディーゼルの開発はしないって言っているから、このディーゼル、4N型には持てるすべての技術を投入したはず。これ、いま世界でもっとも圧縮比が低いディーゼルエンジンなんだよ。マツダのSKYACTIV-Dは登場当初は14.0で世界一圧縮比が低かったんだけど、いまは14.8。このエクリプスクロスのディーゼルは14.4なんだ。

助手75:14.4だろうが、14.8だろうが、20.0だろうがあまり興味はないんだけどね、前にエクリプスクロスのガソリンモデルの試乗したことはあるわよ。ま、助手席だけど。あれは、確か1.5ℓターボだった。

ヒトシ君:興味持とうよ……。そう、ガソリンモデルは1.5ℓ直4ターボにCVTという組み合わせだったんだけど、この2.3ℓディーゼルはアイシン・エィ・ダブリュ製の8速ATを使うんだよ。いま、100km/h巡航で1450rpmくらいか。やはり8速、しかもATはいいね。

日光へ向かってレッツゴー! と、ここまでは順調でした



助手75:んがああああああぁっ!

ヒトシ君:なに! なにっ?

助手75:いま「日光」って書いてあったわよ、出口に。「日光宇都宮道路」って!

ヒトシ君:あ、ごめ〜ん。じゃあ、今日は日光は諦めて那須にしよう、ね、那須。

助手75:ゔー。金谷ホテルのピーナッツバター。さよほなら……。




「日光へ行きたかった」とブツブツいう75をよそに、とふたりを乗せたエクリプスクロスはぐんぐん北上。東北道那須ICで降りてさらに北へ向かう。



助手75:あ、お菓子の城だって!




 さっきまでの日光に行かれなかった恨みはどこへやら、転んではタダでは起きない助手75、切り替えが早い……。だが、またしても華麗にスルーされてご立腹。



ヒトシ君:反対車線だからね。ね。どうどう。

助手75:ウマかっ! あ! 道の駅がある! ここは絶対に入るっ!

凶暴化している75を諌めるため、というわけではなく単にヒトシ君がトイレ休憩をしたかっただけだとは思うが、道の駅・那須高原友愛の森へピットイン
建物内に入ると、地産の野菜や、軽食がずらり。お買い物スイッチ発動。店内を吟味するふたり。それにしても真剣過ぎやしませんか





 帰途にもついていないのにお土産を購入しホクホク。そのうえ建物が面白く、車両写真も撮れて一石二鳥と大満足なふたりは、道の駅・那須高原友愛の森を後にさらに雪を目指して北上……するのだが。

「目の端に美味しい文字が見えました! Uターンして!」と突然声を発する75。「え? 道の駅から出たばかりだけど」というヒトシ君ですが、空腹で凶暴になりつつある75に逆らえず、Uターン
道の駅の目と鼻の先というか、むしろ目の前のメロンパン工房「Santa Fe」さんへ緊急ピットイン(大相撲風に言うところ3分ぶり2度目)




助手75:ねぇねぇ、那須まで来たけど、雪の「ゆ」の字もないね。ところで、こうやって見るとエクリプスクロスってずいぶん大きいのね?

ヒトシ君:いやいや。それほどでもないよ。

エクリプスクロスは、全長×全幅×全高:4405mm×1805mm×1685mm ホイールベース:2670mm
マツダCX-5は、全長×全幅×全高:4545×1840×1690mm ホイールベース:2700mm




ヒトシ君:ほらね。CX-5よりずっと小さいよ。サイズ的には

マツダCX-30 全長×全幅×全高:4395mm×1795mm×1540mm ホイールベース:2655mm
スバルXV 全長×全幅×全高:4465mm×1800mm×1550mm ホイールベース:2670mm




ヒトシ君:と、同じくらいなんだ。

助手75:でも、大きくてゴツく見える。

ヒトシ君:それは車高が1685mmで高いからじゃない? ほら、車高が1550mm以下じゃないと機械式駐車場に収まらないから、いわゆるクロスオーバーSUVって割と背が低いじゃない? でも三菱エクリプスクロスは1685mmだからずいぶんと違うよ。ゴツく見えるのは、そりゃ「パジェロを作っている会社のSUVだもん」ってことで許してちょうだいよ。

助手75:なるほどね。まぁ言い方を変えれば、「頼もしい感じ」とも言えるしね。お腹すいた。今日はジャンケン、どうするの? ワタシ、今日はラーメンでもいいわよ。せっかくなら喜多方ラーメンが食べたい! 会津若松って、ここからすぐでしょ? 30分くらい?

ヒトシ君:お、おぅ。あのさ、会津まで100kmくらいあるけど。まぁ今日は出たのが早いからお昼すぎには着くけどさ。

助手75:オナカスイタ……。




 クルマ業界人として正しいのか間違っているのかは別として、75の方向音痴と距離感は、常人が理解ができないレベルである。那須にいるのに、会津若松が都内の電車4駅分的な発言をする脳内がいまいちわからない。さらにわからないのは、万年鼻炎のくせにその食べ物への嗅覚。あまりに空腹になったためか、自らラーメン屋さんを発見。

というわけで、「ちょっと遅い朝ごはん(75談)」と発見したラーメン屋さんに
撮影を済ませる前から食べ始めるふたり。このあとは、ちゃんと働いてくださいね





 空腹が満たされたふたりはようやく試乗目的を果たすために雪道を探し始めた。



ヒトシ君:あのさ、雪道の試乗と撮影しなきゃいけないんじゃないの? ちょっと山登って行ったら雪もあるんじゃないかな? このあたりにマンターハウンテンとかスキー場なかったっけ?

助手75:……ハンターマウンテンのこと? ここら辺だっけ? ま、行ってみましょう。




 エクリプスクロスは県道21号を北上して那須ロープウェイ山麓駅付近へ。さすがに、ここまで登ってくると、気温はマイナス3度。雪もちらついてきた。ちなみに、ハンターマウンテンは、まったく別の場所だ。



助手75:わぉ! 細かい雪が降ってる! ダイヤモンドダストみた~い。でも、雪道はないわね? どうする?

ヒトシ君:ここから290号で峠を越えればきっと雪あるよ。

「九尾の狐」にまつわる伝説が残る史跡としても知られる殺生石でも撮影。コラ! 顔出すな!(わかりますか?)




 そしてさらに進むと期待どおり、雪道に。雪道があってホッとしているのはなぜかカメラ担当のみという、相変わらずな取材トリオ。



ヒトシ君:さあ、雪だ。S-AWCのモードを「SNOW」にしてっと。

助手75:そうそう。このためにスタッドレスタイヤ付きの広報車をお願いしたんだから。S-AWCって三菱のスーパー・オール・ホイール・コントロールのことでしょ? あのランサーエボリューションと同じヨンクなんでしょ? ワクワクするなぁ。ヒトシ君、運転うまいんだから、後輪を華麗に滑らせたりしてよ!

ヒトシ君:ヲイヲイ。そんなこと公道でやらないよ。それに、エクリプスクロスのS-AWCは、ランエボとは違うんだよ。通常のカップリングを使ったオンデマンド4WDだから、ランエボみたいにはいかないよ。詳しくはオレの試乗記を読んでちょうだい。

ようやく雪道になってきたが、まだ足りない……



助手75:ふーん。よくわかんないけど、ひと言でまとめるとどうなるの?

ヒトシ君:「やっぱりセンターデフがほしい!」かな。最近話題のGRヤリスもハイパフォーマンスを謳っているけどセンターデフなしの4WDなんだ。このエクリプスクロスもそう。センターデフ付きの4WDは、コストも重量も嵩むからどんどん減っているけど、クルマを自在に操りたい、というならやっぱりセンターデフは必要だな。

助手75:じゃあ、このエクリプスクロスはだめってこと?

ヒトシ君:いや、エクリプスクロスはランエボじゃないけど、こういう低μ路では、頼りになるよ、S-AWC。ところで、会津若松に向かってるけど、どこまで行くの?

助手75:はいはい。会津若松の近くに「生江食堂」っていうのがあるのよ。そこへ行きましょ。

ヒトシ君:ナマエ? ご実家ですか? ナマエなんてそうそうないもんね、苗字。

助手75:違いますっ。でも、なんか親近感がわくじゃな~い。




「先ほど、ラーメンをお召し上がりになっていませんでしたか?」という疑義でも挟もうものなら烈火のごとく反論されそうなので黙っていたが、明らかに胃袋もおかしいふたりに諦めの境地のカメラ担当。エクリプスクロスは目的地「生江食堂」へ向かって進む進む。

目的の生江食堂に到着。かなり珍しい苗字だが、親戚ではないという
煮干出汁にちぢれ麺。これは「少し早めの夕食(ヒトシ君談)」だとか




ヒトシ君:生江食堂、おいしかったね。これお世辞じゃないよ。

助手75:ワンタン麺にすればよかったかなぁ。でも、満足満足。次はデザートね。

ヒトシ君:せっかくだから「大内宿」へ行ってみようよ。ここからそんなに遠くないし。大内宿は、江戸時代に会津若松と日光今市を結ぶ重要な宿場町だったんだ。いまも江戸時代の面影をそのまま残しているんだよ。

助手75:たまには和菓子もいいわねぇ。よしレッツゴー!

ヒトシ君:ナビ、頼むよ。このエクリプスクロスはナビがついてなくて、AppleCarPlayでスマホを繋いで使うんだけど、オレ、ほら、アナログ派だからさ、

助手75:合点承知。

美しい景色、さすがヨンクの三菱、という雪上の走りっぷりに大興奮なふたり
このシチュエーションでは、まさに王者。雪山での堂々とした佇まいが頼もしい





 と、Google マップを見ながら道案内する助手75。「ワタシ、地図読めるから」と近道を探すあまり、峠越えのルートを指示。



ヒトシ君:この道、行けるの? 雪も積もっているよ。だんだん積雪量も増えてきたし。

助手75:いけるいける。だって、ほら、前に通ったクルマの轍が残っているじゃん。S-AWCだからいけるよ、うんうん。

ヒトシ君:お、おぅ。でも、どうやら前の轍の主は、ここで諦めてUターンして戻ったみたいだけど……どうする?

助手75:ま、行ってみましょう(若干不安なビビり75)。

ヒトシ君:SNOWモードはなかなかいいね。雪がどんどん深くなってきた。しかも誰も通ってない、バージンスノーだ。一応、言っておくけど、運転席側から外を見ると、絶壁で下は川だよ。

助手75:ヒ~ッ、引き返しましょう~。

ヒトシ君:そうしましょ。

助手75:エクリプスクロスでも走りきれなかったね。ランクルとかレンジローバーなら通れた?

ヒトシ君:いや、道幅が狭いからランクルじゃ無理だね。

助手75:ジムニーだったら?

ヒトシ君:うーん、難しいんじゃないかな。新雪だからジムニーだと軽すぎて雪にのってしまうかも。

助手75:じゃあ、エクリプスクロスのヨンクの性能不足ってことじゃないのね?

ヒトシ君:むしろ逆。エクリプスクロスのS-AWCだから、ここまで登ってこられたんだよ。

助手75:すごいなエクリプスクロス。なんか、さすが雪道にくると王者感が半端なく漂うわね。雪道に来たらとたんに乗り心地も良くなってるし!




自分のナビのポンコツさは置いておいて、雪道走破性能の素晴らしさに感じ入る75。

気づくと、後席でパカッとなにかを開けた音ともに、モグついている気配が。道の駅で買ったいちご大福だ……。胃袋についてはもう、なにも言うまい
そして、かなりの珍道中ではあったが無事に正規のルートへ復活し、陽のあるうちに大内宿へ到着




助手75:え~、大内宿観光協会によりますと、福島県南会津【大内宿】は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、昭和56年には国選定重要伝統的建造物郡保存地区に指定されています。とのことですよ。素敵ですね。茅葺の建物。これはデザートにも期待ができそうです。



ヒトシ君:保存のために車両が入れないようになっているのは当たり前なんだけど、もしここで撮影できたらカッコいい写真撮れそうだね。ホッとするよ、こういう景色。クルマでしか来られない場所で、これぞまさにこの連載の真骨頂って場所だよね。

北側の見晴台へ続く石段はかなり傾斜がきつく、冬季は階段の使用は禁止。左側にある迂回路を通って見晴台へ
見晴台そばには子安観音と弁財天が祀られています。お参りお参り。景色を見て、戻ったらおやつ食べましょうね!


通常であれば、この時期はもっとこんもりと雪が積もっているはずなのだが、ここにも雪はナシ。でも、上から見るとこの絶景。江戸時代へタイムスリップしたようです




 お参りもして、絶景も堪能したので戻ります。暖冬で雪がないとはいってもそれなりにはあり、復路の迂回路ではへっぴり腰でヨタヨタと降りる75の姿が見られました。そんな75が待ちに待ったデザートタイムです。


 この地域では、丸ごと1本のネギをお箸代わりに食べる「ネギ蕎麦」なるものが有名らしいのですが、さすがにそれを食べようとは言わず、「お汁粉」という文字を見つけるやいなや、「味処みなとや」さんの店内へ入っていった。



ヒトシ君:たまには和菓子もいいね。いつもアイスクリームをご馳走になっているから、ここはオレが。

助手75:おありがとうごぜーますだ。あ、おしん的な言い方ね。もしくは江戸時代の農民風。

「すみませ~ん。甘酒と、とちもちと、あと、しんごろう? ってやつお願いします。なんだかよくわかないけど、名物ってことだから頼まないとね。ふたりは? え、お汁粉だけでいいの? あげてもいいけど少しだけね」というケチな助手
とちもちは、あく抜きした栃の実をもち米と一緒に蒸してお餅にした、とちもち。青豆きなこがおいしい。しんごろうは五平餅を丸くした感じのもの。エゴマの実を使った“じゅうねん味噌” を塗るところが南会津流。昔ながらの郷土料理です





 那須に会津、大内宿の観光とラーメン二杯にデザート(75はいちご大福まで)まで堪能し、すっかり大満足なふたり。さて、そろそろ帰途につきましょうか。


 途中でクルマの細部の写真を撮るため、道の駅・しもごうへ立ち寄り。カメラ担当を残してふたりはまた建物内へ吸い込まれ、戻って来たときには両手いっぱいの荷物を持って戻ってきた。



助手75:買いたいものがいっぱいあった! どんなに買ってもOK(置き場所に困らない)ってスバラシイ!

ヒトシ君:クルマ移動の利点だよね。重いものも気にせずに買える。

助手75:そうそう! ジュースもたくさん買ってきちゃった。



ヒトシ君:ってことで、ちょっとオレ、仕事の電話しなきゃいけないから、75、運転替わって。

助手75:え……?

シートアレンジによって、最大448ℓの容量を確保したラゲッジスペース



着座位置を見ると問題ないのだが、どうにも大きく感じる。余談だがガーニッシュをドア側に装着することで、ロングスカートでも裾汚れを気にせずに乗り込めるのは、とってもうれしいポイント




 というわけで、運転手は75にバトンタッチ。サイズのわりにとにかく大きく見えるエプリクスクロスにビビりつつ乗り込む。



助手75:このクルマ、見た目もだけど、乗ってみてもかなり大きく感じる。私の体格(身長164センチ)の問題かなぁ。でも、サイズ的には問題なく運転できるサイズなはずなんですけどね。運転に慣れていない人にはなかなかハードルの高いクルマかも。ちょっと今回は早めにチェーンジ希望です。




 と、運転し始めからヘルプを出す。



助手75:このダイレクトなステアリングフィールは好きなんですけど、かなりピーキーですね。スポーツカーみたい。って、聞いてます? え?




 独り言になっていると心配する75。後席からロードノイズに呼応するようになにか音が聞こえる……。そう、ヒトシ君のいびきが。



助手75:え? このアタシの運転でよく眠れるわね! ちょっと。寂しいじゃない!




 文句を言うが、完全に撃沈中のヒトシ君に届くはずもない。



助手75:おいっ、おーい! 寝てんじゃねーよ、電話終わったろ!

ヒトシ君:Zzzzzz 相変わらず口悪いんだからぁ。あ、東北道乗っちゃってねぇ。Zzzzzzzzz……




 そしてヒトシ君のいびきとともにもたもた走り続けること1時間超、上河内SAに到着。



助手75:気がついたら86kmも走っちゃったじゃん!

口を尖らせてフンフ〜ンと鼻歌交じりに運転中(緊張しているときのクセ)



ヒトシ君:今日も楽しかったね。給油しなきゃ。よく走った。573.5kmか。

助手75:そのうちの86kmはワタシね、ワタシ。燃費はどうだったかしら。

ヒトシ君:14.7km/ℓだ。エクリプスクロスのモード燃費が




WLTCモード燃費 14.2km/ℓ


 市街地モード 11.0km/ℓ


 郊外モード 14.0km/ℓ


 高速道路モード 16.4km/ℓ




だから、WLTCモードより良かったね。しかもディーゼルだから軽油で安い。いいねぇ。で、今日のエクリプスクロス、どうだった?

自称・後席ソムリエ75の後席評価は……
ヘッドレストのノッチ、かなり厳しいです




助手75:途中でワタシ、後席に乗ったじゃない? ホラ、ワタシ、後席ソムリエだから。これがね、シートが小さくて乗っていて疲れたのよ。身体も振られちゃうから、ドアグリップだけじゃ厳しいくらい。ちょっとあのシートはないんじゃないかな? あと、後席のヘッドレスト。ぜひ改善してほしいポイント。でも、前席は悪くなかった。サイズ以上の大きさを感じることは、乗っているうちに慣れるって前提で、運転もしやすかったわよ。でも、基本的に空いている郊外路と高速だけしか運転しなかったから、池袋みたいなゴチャゴチャした都会を運転するのはちょっと自信ないなぁ。万人が運転しやすいクルマ、ではないかもしれない。

ヒトシ君:そうだね。よく外から見たら大きく感じるけど、乗ったら小さく感じたっていうクルマもあるけど、エクリプスクロスはそうじゃないかも。そのかわり、やっぱりガシっとした質実剛健な感じはするよね。

助手75:うん。まぁ「パジェロの会社のSUV」だもんね。ワタシとしては「ふたり乗りSUV」としてならアリかな。

ヒトシ君:オレは、あの雪の峠道で見せた走破性は買うね。エンジンはいいよ! 気に入った。あとは……。

助手75:あとは?

ヒトシ君:センターデフがほしいっ! ないものねだりってわかってるけど、やっぱり三菱にはセンターデフ付きの本格ヨンクを出してほしいよ。パジェロの会社でもあるけど、オレにとっては「ランエボの会社」だからね。三菱さん、ここはひとつ、よろしくお願いします!

【本日のルート情報】


東新宿(会社)が出発点。東池袋~東北自動車道へ。那須街道~県道17号で那須IC。県道17号を進み道の駅・那須高原友愛の森へ。17号~那須高原スカイライン(県道266号)那須街道(県道17号)、ロイヤルロード(県道21号)などを経由しマウントジーンズスキー場を目指すが、通行止めとなり、那須高原ビジターセンター前駐車場にて撮影を少々。「とらや食堂」にて朝ラーを堪能した後は、県道290号~289号、国道121号、県道23号で「生江食堂」へ。そこから県道23号~131号で大内宿に向かう。帰路は大内宿~道の駅・しもごう(国道289号経由)~東北自動車道~上河内SA~首都高で早稲田。




【本日のオイシイモノ&オミヤゲ情報】


※おまけ写真が、ギャラリーに入っていますので、ぜひそちらもご覧ください。




道の駅・那須高原友愛の森


栃木県那須郡那須町大字高久乙593-8


「観光交流センター」


0287-78-0233


8:00~18:00(4月~9月)/9:00~18:00(10月~3月)


無休


「ふれあいの郷直売所」


0287-78-7166


9:00~16:00 8:30~16:30(7月~8月)


木曜日(12月~2月)/年始定休




メロンパン工房「Santa Fe」


栃木県那須郡那須町高久甲5288-1


0287-73-8103




とらや食堂


栃木県那須郡那須町大字湯本108


0287-76-2386


10:00~14:30




殺生石


栃木県那須郡那須町大字湯本182


0287-76-2619 (那須町観光協会)


無休




生江食堂


福島県大沼郡会津美里町字高田甲2835


0242-54-3322


11:00~18:00


木曜定休




味処みなとや


福島県南会津郡下郷町大字大内宿字山本34


0241-68-2933


9:30~17:00




道の駅・しもごう


福島県南会津郡下郷町南倉沢字木賊844-188


0241-67-3802


8:00~18:00(売店/12月~3月は8:00~17:00)




※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください
三菱エクリプスクロス Gプラスパッケージ




全長×全幅×全高:4405mm×1805mm×1685mm


ホイールベース:2670mm


車重:1680kg




サスペンション:


F|マクファーソンストラット式


R| マルチリンク式




タイヤ&ホイール:225/55R18




駆動方式:


エンジン形式:2.3ℓ直列4気筒DOHCディーゼルターボ


型式:4N14型




最小回転半径:




排気量:2267cc


ボア×ストローク:86.0×97.6mm


圧縮比:14.4


最高出力:145ps(107kW)/3500pm


最大トルク:380Nm/2000rpm




燃料供給:コモンレール式燃料直接噴射(DI)


燃料:軽油


燃料タンク:60ℓ


燃費:


JC08モード燃費15.2km/ℓ


WLTCモード燃費 14.2km/ℓ


 市街地モード 11.0km/ℓ


 郊外モード 14.0km/ℓ


 高速道路モード 16.4km/ℓ


トランスミッション:8速AT




車両本体価格:347万4900円


※試乗車はオプション込み
apparel(75)|Down vest:Max Mara/tops:ara/skirt:woadblue/shawl:JOHNSTONA OF ELGIN/shoes:Ghibli/bag:State of Escape
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