みなさん工具はお好きですか? 私は結構好きです。本職のメカニックさんでも「工具フェチ」というカテゴリに分類されるような人もいると聞いたことがあるので、これは結構メジャーなフェティシズムなのではないでしょうか。今日はそんな工具に、親子ではまったお話です。
クルマ好きな皆さんにはきっと分かっていただける性癖だと思うのですが、工具って基本的に萌え度の高いアイテムですよね。使ってよし、眺めてよし、触ってよし、写真撮ってよし。なかでも工具メーカーのTONE株式会社さんの商品は特に萌え度が高い物が多くて、この1年で私と息子はTONEさんの虜になってしまったのです。
まずこのキーホルダーを見てください。
手のひらに収まるこのサイズ感。それでいて、ちゃんと工具として使える実用品であるというところ、色んな種類を集めて組み合わせられるところがコレクター精神をかきたてるし、そしてこのカリカリというラチェットの感触。どこをとっても魅力的でしかありません。特に使う用途がなくても、なんとなく持っていてなんとなく回していたい。ちょっと前に流行ったハンドスピナーみたいな気持ちよさがあります。
あと写真を撮っていて思うのは、このテラリとした金属の艶がなんとも言えない。もうしばらく私の工具写真にお付き合いいただけるとうれしいです。
そしていつもブースで親切にお話を聞かせてくださったり、息子の工具話や質問にも付き合ってくださるTONE株式会社の村上さん宅でも、実際にこの本がすごく役に立ったエピソードがあったそうです。
「実はうちにも8歳になる娘がいるんです。僕が出張で留守にすることがあるんですが、あるとき、渋川のラリーに僕も帯同していた際に、家から『トイレが水浸しで大変だ』という電話がかかってきたんです。水の元栓を締めるように言ったんですが、妻には分からないんですよね」
「写真を送ってもらって、マルをつけて送り返して、どこを締めれば良いのかを教えました。でも何で閉めたらいいかわからない。ドライバーで締めるんだよと言っても、どれだか分からない。ところが娘もあの『工具のひみつ』を読んでいて、『パパのドライバーなら分かる』と。そこで娘に電話を変わってもらって、マイナスのドライバーで時計の針の方向に回せば締まるよと教えたら、娘が修理してくれたんです。娘が読んでいてくれたおかげでプラスとマイナスまでちゃんと分かるようになっていたという、笑い話です(笑)」
めちゃくちゃイイ話だし、めちゃくちゃ分かる。そう、この本を読んだ子供は大人の知らない工具を知っていたりするし、ホームセンターでレンチの棚に夢中になったりする。
実は『工具のひみつ』は日本全国の小学校と公立図書館に寄贈されているそうなので、お子さんのいる方は借りてきてもらうといいかもしれない。
お子さんがいない場合は、TONEさんの出展ブースへ行くと入手できます。直近では1月10日から12日まで開催の、東京オートサロンに出展予定だそうなので、ぜひに!
TONEさんのブースへ行く場合は、ちょっと多めに時間をとっておくことを推奨します。あれもこれもと見ていると、あっという間に1時間とか2時間とか経ちますし、キーホルダーなんか見ていたら「全種類集めないと気がすまないけど今日のところはとりあえずどれとどれにしようかな」って悩む時間がけっこうかかるぞ! 私と息子のことだけどな!!
ちなみにHPでカタログが見られるので復習してから行くのがオススメ。
https://www.tonetool.co.jp/
みんな大好き東京オートサロンの公式サイトはこちら。
https://www.tokyoautosalon.jp/2020/
ついでに私のインスタもフォローしてくれたらうれしいです。
https://www.instagram.com/shufu_akane/