12月10日、横浜ゴムはポルシェの新型「カイエン」の新車装着用タイヤとして「AVID GT」および「ADVAN Sport V105」の納入を開始したことを発表した。カイエンへの新車装着は初代モデルから継続しており、今回で3世代目となる。
タイヤサイドにはポルシェの承認を示す「N0」マークを刻印
「AVID GT」は北米市場で販売している乗用車用タイヤ「AVID」に「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマとした横浜ゴムのグローバルタイヤブランド「BluEarth」の基盤設計や材料技術を採用して開発された。突然の降雪への対応も想定して開発しており、タイヤサイドには「M+S(マッド&スノー)」が打刻。優れた走行性能と安全性能を実現しながら低燃費性能も高めている。
装着サイズは20インチと21インチの2仕様で、20インチはフロント用が275/45R20 110V、リヤ用が305/40R20 112V、21インチではフロント用が285/40R21 109V、リア用が315/35R21 111Vだ。
一方、「ADVAN Sport V105」は横浜ゴムのハイパワー・プレミアムカー向け高性能タイヤ。高いドライビングパフォーマンスを発揮するとともに、優れた快適性や安全性を高次元でバランスさせているのが特徴。装着サイズは、フロント用が285/35ZR22 106Y、リア用が315/30ZR22 107Yだ。
なお両銘柄ともに、今回新車装着されたタイヤはポルシェ社と共同開発したもので、タイヤサイドには同社の承認を示す「N0」のマークが刻印されている。