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カーナビを買い換えず、今のナビの地図データを最新版に更新してみた〈中編〉パナソニック ストラーダ CN-F1XVD


愛用のカーナビを購入してからまだ1年。と思っていても、新たに道路が開通したり、新しい施設や店舗ができれば、地図はたちまち古くなり使い勝手も悪くなる。そこで今回は実際に地図データの更新作業を行ってみた。




REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)




問い合わせ:パナソニック


電話:0120-50-8729

■パナソニック公式サイト

専用ソフトを使って簡単にデータ書き換え作業ができる

 地図データの部分更新作業を行う前に、現在使用している地図データのバージョンを確認。これは情報メニューの中で表示ができ、購入以来一度もデータ更新をしていないこの個体の地図データは「2018年8月版」ということがわかった。

 ストラーダは地図データを専用SDメモリーカードに収録している(一部モデルを除く)ため、これを持ち帰ってデータの書き換えを行う。一見したところどこにあるのかわからないが、じつは本体のカバー下に地図用SDメモリーカードのスロットが隠れている。

 初めて地図更新作業をする場合には、最初にユーザー登録が必要。「ナビcafe」というストラーダユーザー専用ウェブサイトで型番やユーザーに関するデータをフォームに入力する。少々の手間はかかるが難しくはないだろう。

 ストラーダの地図更新専用ウェブサイトへと移動してデータ更新のスケジュールなどをチェック。作業を行うには「美優Naviダウンロード工房」というパソコン向け専用ソフトを使用する。残念ながらMacには対応していない。

 「美優Naviダウンロード工房」のダウンロードページ。地図SDメモリーカードのデータを読み込むためにパソコンの機種によってはSDメモリーカード用のリーダーを別に用意する必要がある。

 「美優Naviダウンロード工房」のダウンロードは1分もかからず終了し、その後すぐにインストールが始まる。ここでそのままソフトを開く。

 CN-F1XVDから取り出した、地図データ収録SDメモリーカードをパソコンのスロットに挿入。

 「美優Naviダウンロード工房」が自動的に地図データ収録SDメモリーカードを認識し、内部のデータが読み込まれる。

 画面には車載器ID、有効期限などのデータが表示され、取得が可能なデータのアイコン(全地図更新、部分地図更新)が現れる。今回は「部分地図更新」を選択。

 新しい地図データをパソコンのHDDへとダウンロード。進捗状況、残り時間、現在の回線速度などを確認できる。100Mbps程度の速度で約8分30秒を要した。

 パソコンのHDDから地図データ収録SDメモリーカードへとデータが転送され、書き換え作業が行われる。ユーザーが手間を掛けることは何もなく自動的に行われる。所要時間は約5分。

 これでパソコン上での作業は終了だ。データが書き換えられたSDメモリーカードをナビへと持ち込む。続きは次回の〈後編〉でお伝えしよう。

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