スズキの『ジクサー250』が、第46回東京モーターショー2019で日本初登場。参考出品という形でお披露目された。市販化への期待を大いに感じさせている。
REPORT/PHOTO●伊藤英里(Eri Ito)
ジクサー250は、新開発の油冷エンジンを搭載するネイキッドスポーツバイク。インドでは2019年8月から発売されている。エンジン形式は、SOHC 4バルブの単気筒。今回、東京モーターショーでの登場は参考出品としてではあったが、フルカウルモデルの『ジクサー SF 250』とあわせ、日本での発売が進められている、ということで間違いはなさそうだ。
エンジンはジクサー250、ジクサー SF 250ともに共通。まったく同じエンジンを搭載する。さらにフレームから、ブレーキなどの足回りも共通である。違いと言えば、ジクサー250はバーハンドル、ジクサー SF 250はセパレートハンドルで、ライディングポジションの違いによるフロントフォークのセッティングに違いがある程度ということだ。
このバイクのコンセプトは、『若者に手が届く範囲のバイクを作ろう』。ユーザー層や若者、エントリー層のすそ野を広げたい、そういう思いから開発・誕生したジクサー250は、エントリー層にはフレンドリーに、ベテランライダーも満足できる1台に仕上がっているという。
日本での発売時期は明らかにされていないが、発売が進められている、ということで大いに楽しみなところだ。