・月間販売台数 4952台(19年1月〜6月平均値)
・現行型発表 13年2月(一部改良 18年11月)
・JC08モード燃費 32.0 ㎞/ℓ ※「J」「G(CVT)」のFF車
REPORT●塚田 勝弘(TSUKADA Masahiro)
PHOTO●宮門 秀行(MIYAKADO Hideyuki)
MODEL●森脇 亜紗紀(MORIWAKI Asaki)
※本記事は2019年9月発売の「2019-2020年 軽自動車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■ワンダラー(特別仕様車)
全長×全幅×全高(㎜) 3395×1475×1665
室内長×室内幅×室内高(㎜) 2160×1295×1250
ホイールベース(㎜) 2425
トレッド(㎜) 前/後 1290/1290
車両重量(㎏) 800
エンジン種類 直列3気筒DOHC+モーター
総排気量(㏄) 658
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm) 38[52]/6500
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 63[6.4]/4000
モーター最高出力(kW[㎰]/r pm) 1. 6[2. 2]/1000
モーター最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 40[4.1]/100
燃料タンク容量(ℓ) 27(レギュラー)
トランスミッション形式 CVT
駆動方式 FF
タイヤ・サイズ 165/60R15
最小回転半径(m) 4.6
JC08モード燃費(㎞/ℓ) 32. 0
車両本体価格 160万8120円
乗降性
前後ドアともに大開口で、座面も高めのため身体の上下動が抑えられるのが美点。クロスオーバーモデルではあるが、床面は高くないため,子どもでも楽に乗降できる。3段階で開くリヤドアは、狭い駐車場などでも気を遣わずに済む。
先進安全装備
撮影車両データ
ボディカラー:シフォンアイボリーメタリック ウッディブラウン2トーンルーフ(特別仕様車専用色) オプション装備:全方位モニター用カメラパッケージ(4 万9680円)/スタンダードプラスナビセット〈パナソニック〉(14万8014円)/フロアマット〈ジュータン〉(1万6902円)/ETC〈ビルトインタイプ〉(2万1816円)/他
ボディカラー
インパネ
前席
座面はワゴンRよりも24㎜高い位置に設定されるなど、高めの着座位置が特徴。運転席の座面の方がワイドになっていてゆったり座れる。写真の「ワンダラー」は、レザー調/ファブリックシート表皮を採用する。
後席
左右別々にスライドとリクライニングが可能で、後席を前寄りに設定しても前席の座面下に足が入る。背もたれの天地高、座面の前後長も十分に確保されているため、大柄な人でも良好な座り心地が得られるはずだ。
ラゲッジルーム
樹脂製の荷室ボードが後席背面の下側もカバーしているため、シートをスライドさせてもフラットのまま拡大できる。スライドさせるにはシート側に回る必要はあるが、背もたれを前倒しする際は、後席の肩口にあるレバーを操作するだけ。荷室にもアクセサリーソケットが用意されている。
うれしい装備
シートアレンジ
助手席の背もたれを前に倒せるため、長尺物の積載も容易。1名乗車なら長尺物と大きな荷物を積み込める。前席を完全に寝かせて後席をリクライニングさせるセミフラットや、2名乗車時でも多くの荷物を積み込めるといった、多彩なシートアレンジが可能だ。
ウッディブラウンの外装色がオシャレ
バイヤーズガイド
「A」はシンプル装備の価格戦略グレードのため、実質「G 」以上からの選択となる。僕は“MTLove”なので、「G」のMT車を買ってマッドテレーンタイヤを付けて遊んでみたいが、一般ユーザーの参考にはならないだろう。「G」と「J」には性能差はないので、必要な装備が付いているかどうかで選ぶと良い。