ポルシェジャパンは、三代目の現行カイエンに設定されたクーペモデル「カイエンクーペ」の国内モデルラインナップに「カイエンSクーペ」を追加して、6月21日より予約受注を開始した。税込車両価格は1408万円でハンドル位置は右だ。
「カイエンクーペ」と「カイエンターボクーペ」の間を埋める
カイエンクーペはこれまでエントリーモデルの「カイエンクーペ」と高性能版の「カイエンターボクーペ」が上陸していたが、このたびのカイエンSクーペはこの2モデルの間を埋めるモデルに位置付けられる。
カイエンSクーペには、440psと550Nmを発揮する2.9LのV型6気筒ツインターボエンジンと8速AT(ティプトロニックS)を搭載。4.9秒の0-100km/h加速と263km/hの最高速度を実現している。
ひと足先に上陸を果たしているカイエンクーペ(1115万円)には340psと450Nmを発揮する3.0LV型6気筒ターボエンジンを、カイエンターボクーペ(1974万円)には550psと770Nmを引き出す4.0LV型8気筒ツインターボを搭載。いずれも8速ティプトロニックSが組み合わされる。
0-100km/h加速タイムはカイエンクーペが6.0秒、カイエンターボクーペが3.9秒だから、このたび設定されたカイエンSクーペの0-100km/h加速タイムは両車の中間に位置付けられるモデルにふさわしい値だ。ちなみに、最高速度はカイエンクーペが243km/h、カイエンターボクーペが286km/hを実現している。