NASCARへのタイヤ供給を始めてからすでに65年が経過しているグッドイヤーが東京オートサロン2019でその活動をあらためて報告した。
東京オートサロン2019の日本グッドイヤーブースで初日のゲストとして元NASCARドライバーの服部茂章氏が登場した。氏がチームオーナーを務めるハットリ・レーシング・エンタープライズは、2017年からNASCARのトラック・シリーズに参戦し、2年目にしてチャンピオンを獲得している。
全米で人気のNASCARだが、そのシリーズは頂点に位置するカップ・シリーズ、それに続くエクスフィニティ・シリーズ、そしてピックアップトラックで争われるトラック・シリーズの3シリーズが存在する。
今回展示されたレーシングカーは2台。中位シリーズに位置するエクスフィニティに今シーズンから参戦するトヨタ・スープラと昨年トラック・シリーズでチャンピオンを獲得したトヨタ・タンドラだ。
トラック・シリーズはNASCARというレーシングカテゴリーからイメージされるような夜のオーバルやロードコース主体ではなく、ダートトラックや昼、夜問わず開催されるなど魅力的でドラマティックな展開が設定されている。単純ではない、様々な路面路面や状況で開催されるのだ。
今シーズンのNASCARは、日本グッドイヤーの参戦するエクスフィニティ・シリーズとトラック・シリーズに注目だ。