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前回お届けしたSS1/32mile史上最速記録を叩き出した、TTMRC-WF永裕R号(SUクラス)に引き続き、SB4クラス、SC4クラス、SC4-Oクラス、EAクラス、EOクラスのレコードマシンをご紹介!
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台湾の原チャリはメチャ速い! 6クラスで世界記録が樹立!【2018.12.02 Result】
NEW RECORD MACHINE
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SB4クラス……排気量50cc以上125cc未満の4ストスクーター
日本でいうところのJOGに相当する車体に、4スト100cc相当のエンジンを搭載するSUPER FOUR。これをベースに123ccまで排気量アップしたマシンが、これまでのSB4クラスの記録(3秒405)を大きく塗り替えた。
Time:3秒301
Class:SB4
Name:SMRT 冠呈鋼鐵號
SC4クラス……125cc以上240cc未満の4ストスクーター
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かつて日本でも59800円という破格で販売されたチョイノリのフレームに、BW’S125のエンジンを搭載。サブフレームで車体を補強したり、シートフレームを切断して低重心化も意識した作りとなっている。速さの要となるシリンダーヘッドには、アルマイト仕上げのヘッドカバーを組み合わせている。
Time:2秒846
Class:SC4
Name:TTMRC-WF多啦小叮噹
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SC4-Oクラス……排気量240cc未満の4ストスクーター、過給器の使用可
ボアアップキットや高性能シリンダーヘッドをリリースする台湾のパーツメーカー「TTMRC」と、駆動系キットやマフラーで有名な「WF」、2つのブランドをチーム名に冠するマシンが激戦区SC4-Oクラスでレコードブレイク。元々は2スト101ccのグランドアクシスの車体に、4スト124ccのシグナスXのエンジンを搭載し、排気量は2倍近くとなる239ccまで増大している。
Time:2秒734
Class:SC4-O
Name:TTMRC-WF德旺
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EAクラス……定格出力0.6kw未満の電動モーター
定格出力0.6kwとは日本免許区分では原付一種(50cc)に相当するカテゴリー。なので、限られたモーター出力を無駄なく活かしきるには軽量化が重要項目で、フレームには軽さで定評のあるチョイノリを選択。重量物となるバッテリーは、ステップボードにセットして低重心化。スイングアーム長を長めにとり、ホイールベースを延長することで発進時のウイリーを抑止している。
Time:3秒893
Class:EA
Name:電電吃三碗公
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EOクラス……定格出力1.0kw以上1.2kw未満の電動モーター
わずか数秒間といえども、1.2kwものモーターを高出力で動かすために、特大サイズのバッテリーをクレードルフレームの中央に配置。スタートからゴールまでモーターの出力特性をプログラムで管理しているのもこの電動クラスの特徴で、ウイリーせず、ホイールスピンしないギリギリのところでいかに出力を引き出せるかがセッティングの鍵となる。
Time:3秒798
Class:EO
Name:黃木建
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