日本精工は、「2018年“超”モノづくり部品大賞」において「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞した。
今回、受賞した鉄道車両向け『動揺防止アクチュエータ』は、回転運動を直線運動に高効率で変換するボールねじの優れた性能を活用し、横揺れ振動を応答性良く抑制する電動式の動揺防止アクチュエータであり、鉄道車両の乗り心地向上と高速化の両立に貢献できる技術として審査員に高く評価された。
本開発品は東日本旅客鉄道株式会社様のクルーズトレイン「TRAIN SUITE四季島」と中央線新型特急車両E353系「スーパーあずさ」に装備されており、川崎重工業株式会社様の上位制御装置と組み合わせることで、車体左右加速度の大幅の低減によって乗り心地を向上できることが確認されている。