フェラーリはエクステリアやインテリアをオーナーの好みの仕様に仕上げてくれるテーラーメイドを行っている。そのテーラーメイド・プログラムで仕上げられた9台のGTC4ルッソTがイタリア大使館に集合した。
エクステリアやインテリアをオーナーの望み通りに仕上げてくれるフェラーリのパーソナライゼーション・プログラム、それがフェラーリ・テーラーメイドだ。今年の9月には本社マラネッロのファクトリー内に新スタイリングセンター(Centro Stile)内に新しいテーラーメイド&アトリエエリアが作られ、より顧客の好みを反映したパーソナライゼーションが可能となった。
フェラーリ・ジャパンではこのフェラーリ・テーラーメイド・プログラムの特別イベント「フェラーリ・テーラーメイドの芸術(The Art of Ferrari Tailor Made)」を開催。会場となったイタリア大使館には、このイベントのために特別に仕立てられた9台のGTC4ルッソTが展示された。
9台はそれぞれのテーマに基づいてエクステリア、インテリアをカスタムメイドされている。例えば「County Concept」の1台はMarrone Mariettaと名付けられたダークメタリックブラウンのボディカラーにブラウンのレザーとベージュのファブリックのコンビシートという組み合わせ。シートにはメタルボタンが配されるなど、実にセンスの良い仕上がりだ。
また「250GT Berlinetta Lusso Concept」は名前の通り、250GT Berlinetta Lussoにインスピレーションを得た1台。ダークグリーンのボディカラーに栗色のレザーシートを組み合わせる。このレザーはヘリテイジ・レザーと呼ばれる、ヴィンテージレザーのような風合いが特徴だ。
フェラーリ・テーラーメイドは、基本的にフェラーリのどのモデルにも、どのようなオーダーでも対応してくれる。自分のお気に入りの生地でシートを張ることも可能だという。もし新車のフェラーリを購入する機会があれば、ぜひとも試してみたいものだ。