![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006005/big_main10006005_20181009141416000000.jpeg)
SUVやミニバンなどに人気が集まる一方で、荷室だけが広いステーションワゴンは昔と比べるとその数は明らかに減っている。しかし、取り回しやすいボディとスバルお得意の4WDによる走破性を武器に「スバル・レヴォーグ」は健闘中だ。また、輸入車も含めるとワゴンの選択肢はまだまだ多い。そこでサイズ的にも似ている「メルセデス・ベンツCLAシューティングブレーク」を比べてみた。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006005/big_679356_201810091415510000001.jpeg)
2014年に日本専用モデルとして販売がスタート(現在は海外でも販売)した「スバル・レヴォーグ」。国内の道路事情を念頭に置いているだけあって、全幅1780mmによる取り回しやすさが特徴だ。発売以来、小まめなアップデートが施されており、17年7月には全車速域対応の追従クルーズコントロールが備わったほか、後席の分割機構を4:2:4に変更することで使いやすさを向上。18年4月にはEyeSightの制御が変更され、安全性に磨きが掛けられた。
2012年に国内デビューしたハッチバック「Aクラス」がベースのワゴンが「CLAシューティングブレーク」だ。1910年代に狩猟用として生産されたボディに由来するネーミングの通り、荷室は広く、通常時で341L、後席を倒せば最大で1157Lまで拡大する。パワートレーンは1.6L直4ターボと2.0L直4ターボの2種類を用意。後者には381ps/48.4kgmを誇る高性能版のメルセデスAMG CLA45 4MATIC シューティングブレークもラインナップされている。
まずは、全体のサイズ比較から。
レヴォーグ 2.0GT-Sアイサイト 全長×全幅×全高:4690×1780×1490mm ホイールベース:2650mm ミラーtoミラー:2000mm
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006005/big_679359_201810091419170000001.jpeg)
レヴォーグ 2.0GT-Sアイサイト
全長×全幅×全高:4690×1780×1490mm
ホイールベース:2650mm
車重:1570kg
エンジン:水平対向4気筒DOHCターボ
最高出力:300ps(221kW)/5600rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/2000-4800rpm
トランスミッション:CVT
駆動方式:4WD
最小回転半径:5.5m
JC08モード燃費:13.2km/ℓ
車両本体価格:361万8000円
CLA 180シューティングブレイクスポーツ 全長×全幅×全高:4670×1780×1435mm ホイールベース:2700mm ミラーtoミラー:2030mm
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006005/big_679362_201810091423570000001.jpeg)
CLA 180シューティングブレイクスポーツ
全長×全幅×全高:4670×1780×1435mm
ホイールベース:2700mm
車重:1530kg
エンジン:直列4気筒DOHCターボ
最高出力:122ps(90kW)/5000rpm
最大トルク:200Nm(20.4kgm)/1250-4000rpm
トランスミッション:7速DCT
駆動方式:FF
最小回転半径:5.1m
JC08モード燃費:17.4km/ℓ
車両本体価格:451万1000円
ラゲッジスペース比較の前に、インパネと前席・後席も比べてみよう。
レヴォーグ 2.0GT-Sアイサイト 室内長×室内幅×室内高:2005×1490×1205mm
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006005/big_679366_201810091429490000001.jpeg)
![]() | ![]() |
CLA 180シューティングブレイクスポーツ
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006005/big_679369_201810091434450000001.jpeg)
![]() | ![]() |
レヴォーグ 2.0GT-Sアイサイト
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006005/big_679373_201810091440320000001.jpeg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006005/big_679374_201810091441100000001.jpeg)
荷室は開口部からの段差がなく隅々までフラットで通常時522ℓの容量を効率よく使える。また4対2対4分割可倒式リヤシートを新採用。荷室サイドのスイッチでワンタッチで倒せる。
CLA 180シューティングブレイクスポーツ
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006005/big_679377_201810091444580000001.jpeg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006005/big_679378_201810091445510000001.jpeg)
低いルーフと流麗なデザインにも関わらず、通常時495ℓの容量を確保する。6対4分割可倒式シートを倒せば最大1354ℓまで増加。自動開閉のパワーテールゲートの装備もうれしい。