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2018年8月16日〜19日に開催される世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリードイツで1台のラリーカーが注目を集めている。ポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツのラリー仕様である。といってもこれはFIA R-GTカテゴリーに参戦するためのテストを兼ねたコースカーとしての走行だ。この走行が成功すれば本格的にカスタマー向けのラリー仕様が決定されるという。
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運転するのはポルシェワークスドライバーのロマン・デュマ。ル・マン24時間やパイクスピークで優勝経験のあるベテランだ。他にリチャード・リッツやティモ・ベルンハルトも、このラリー仕様のケイマンGT4クラブスポーツ・テストプログラムに参加している。
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3.8ℓ水平対向6気筒エンジンをミッドシップするポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツの最高出力は283kW(385ps)。トランスミッションはPDKでステアリングのシフトパドルで変速するという。ボディ下は全面ガードが装備されいかにもラリー仕様という佇まいだ。
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モータースポーツ担当副社長のフランク・ステファン・ワライザー博士は「ラリー界がFIA R-GTのコンセプトカーにどう反応するか楽しみです。興味を持ってもらえるなら、ぜひ間近で我々のラリーカーを見ていただきたい。皆さんの反応次第で、ラリー仕様車を開発するかどうか年末までに決定します」と述べている。
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