日本中、いや世界中のクルマ好きが注目していた新型ジムニーがついに発表・発売となった。
全国の販売店にデリバリーされ、すでに実車を目にした方もいるだろう。
一方、これまで14年間にわたってジムニー新車販売で日本一の実績を築いてきた岩手のエヌズステージでは、いちはやくオリジナルカスタマイズを施したモデルを発表するというので、さっそく盛岡に向かった。
店舗に到着すると、黄緑色のノーマルカーが早速お出迎えだ。
そして、ピットに移動すると、発表会に向けて準備中のジムニーとジムニーシエラが。
情報どおりカスタマイズされている。
一目見て、「カッコいい」の一言。
発表会前の慌ただしいなか、無理を言って少しだけ話を伺った。
先代JB23と同様のラダーフレームが採用されるということで、20年にわたって開発されてきたアフターパーツの多くが流用可能と推測されてきたが、実際はどうなのだろう。
新型ジムニーに関しては、今回、オフロードサービスタニグチのキットで3インチのリフトアップを行なっているとのこと。
ショックはKYB製ハイブリッヂファーストチューンの13段調整式。
ホイールは、RAYS製で、フロント・リアともに16×5.5J+20。
タイヤはフロント・リアともに185/86R16。
今回は、発表会に合わせて仮組みした状態で実際に走っていないため、クルマが動いた状態でのパーツの干渉などの検証はこれからだという。
ただ、リフトアップによってドライブシャフトの角度が変わることで、クロスメンバーへの干渉が確認されている。
このあたりはアフターパーツとしてのクロスメンバーの開発が行なわれるだろう。
また、リアショックについても、装着にあたってはスペーサーが必要だという。
また、車高アップにあたり、新型ジムニーにモデルによって採用となっているレーダーブレーキサポートへの影響が考えられるという。
従って、エヌズステージとしては、お客様の要望とあっても、レーダーブレーキサポート搭載モデルにリフトアップは行わないポリシーだという。
さらに取材を進め、次の記事で一歩踏み込んだ内容をご紹介したい。