第45回 東京モーターショーにおいて、マツダ株式会社は2台のコンセプトモデル”VISION CONCEPT”と”魁 CONCEPT”を世界初公開した。スタイリッシュなフォルムをまとうこの2台が、今後のマツダが進むべき文字通りの”VISION”を示す。
プレスカンファレンスで壇上に立った小飼雅道代表取締役社長 兼CEOは、今回のマツダブースのコンセプトを「マツダは『走る歓び』で、クルマを愛する人に人生の輝きを提供する」と語り、エモーショナルな自動車の魅力を残しながらも、サステイナブルを重視したマツダのビジョンを改めて強調。デザインに対しては”魁 CONCEPT”と”VISION CONCEPT”で示し、今後ますます加速していくであろうサステイナブルへの要求には、先日発表したばかりの「夢のエンジン」、スカイアクティブXで回答した。
さらにマツダは今後、技術開発の長期ビジョン「サステイナブル”Zoom-Zoom”宣言2030」に基づき、クルマ本来の魅力である「走る歓び」によって、美しい「地球」と心豊かな「人」・「社会」を実現し、人の心を元気にすることを目指すと語った。