ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、Web上で在庫の確認や取り置き、商談予約までできる「オンライン・セールス・アドバイザー」という新システムを導入した。多忙な方や購入を悩んでいる人など、時間を気にせず検討できる便利なサービスだ。これからは、自動車の購入もネットから行う時代なのかもしれない。
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、全国の正規販売ディーラーネットワークにある新車在庫から好みに合う車両を検索し、車両の取り置きや商談予約をオンライン上で行うことができるサービス「オンライン・セールス・アドバイザー」を導入した。
この「オンライン・セールス・アドバイザー」は、購入を検討しているモデル、エンジン、内外装のカラーやグレードなど、予算を設定すると全国から取り扱っている新車の在庫情報が抽出されるという新システム。しかも現在所有する車種や走行距離などの情報をもとにして下取り参考価格まで算出、支払い期間や月々の予算など、ローンプランと合わせて具体的な購入プランを提案する。
また、10万円のデポジット(仮予約金)を用意すれば、希望の車両を一定期間優先的に取り置きし(土日を含む3日間)、最寄りのディーラーでの商談予約も可能。もし希望する新車の在庫が無い場合でも、それに近い特徴や仕様をもつモデルや認定中古車などまで提案するという。
すべての機能はインターネットブラウザ上で操作でき、タブレットやスマートフォンにも対応している。
このシステムを導入することで、実際に店舗に足を運ぶことなく、購入についてより具体的な検討をして仮押さえができるようになるのは非常に便利だ。もちろん、商談のために販売店に行った際には、事前に意向や希望を承っているため、よりスムーズに購入プロセスを進められることから、発注から納車までにかかる時間を短縮することができる。