日本自動車工業会（自工会）は9月21日、10月27日(金)から11月5日(日)まで、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」の主催者展示に関する概要を公表した。
自工会の西川廣人会長は、同日に東京プリンスホテルで開催された記者会見の冒頭、「今回は『世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR』をテーマに、自工会としても主催者展示を中心として様々な企画をしている。モビリティ社会の進化を体験していただくため、より多くの、いまクルマを運転していない人も含めて、幅広い皆さんに来て、楽しんでいただけるショーにした」と、その狙いを説明。
続けて、星野朝子・モーターショー特別委員会委員長が、東京ビッグサイト西3ホールで展開するその主催者展示「TOKYO CONNECTED LAB（トーキョーコネクテッドラボ）2017」について説明した。その概要は下記の通り。
【TOKYO CONNECTED LAB（トーキョーコネクテッドラボ）2017】
将来のモビリティ社会がもたらす新しい価値や社会とのつながりを体験できる参加型プログラム。インタラクティブ展示「THE FUTURE～東京とモビリティの未来を描こう～」、VR展示「THE MAZE～都市迷宮を突破せよ～」、トークイベント「THE MEET UP～モビリティの未来を語ろう～」の3種類が展開される。また、企業・団体出展エリアも設けられ、トヨタ・ホンダ・日産のほか自動車関連省庁・団体、そして最先端のテクノロジーを持つ企業が「TOKYO CONNECTED LAB 2017」専用のブースを構える。
【THE FUTURE～東京とモビリティの未来を描こう～】
未来の東京の街やモビリティの姿を来場者とともに作り上げる体験展示。来場者が将来のモビリティに対するアンケートに回答すると、6つに分類された未来の中から「回答者自身が志向する未来」が提示される。そのアンケート回答結果が蓄積され、展示に反映・変化していくことで、最終日の11月5日（日）には「みんなが望む未来」が完成する。
【THE MAZE～都市迷宮を突破せよ～】
最大30台を同時接続したPlayStationVRを使用し、一つのバーチャル世界の中で全てが連動するネットワーク型VR体験コンテンツ。迷路に見立てた未来の東京の街をコネクテッドカ―で走行し、様々なモノや街とモビリティがコネクトすることで、新たな価値を生み出す未来のモビリティを、VRによる没入感の中で他の参加者と共体験できる。
【THE FUTURE～東京とモビリティの未来を描こう～】
デジタル経済メディア「NewsPicks」プロデュースによるトークイベントを実施。「BEYOND THE MOTOR」を宣言した自動車業界に期待すること、モビリティサービスに秘められた「BEYOND」の可能性などについて、自動車業界からの視点だけではなく、他業界に精通したクリエーターやビジネスリーダーを交え、様々な未来や展望について多角的に語る。
"PlayStation"は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
