トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は昨年12月にスタートさせたオープンイノベーションプログラム『TOYOTA NEXT』において選考を行い、5つの事業会社を選定した。(以下プレスリリースより)
『TOYOTA NEXT』は、今後の日本の未来がもつ大きな課題である、少子高齢化、都市部への人口集中、地方の過疎化、ITやテクノロジーによって変化していくお客様ニーズの多様化など、日本の未来で起こりゆく様々な変化に対して幅広く、そして機敏に企業として対応するために、スタートさせたプログラムである。大手企業から中小・ベンチャー企業、研究機関など様々な企業や研究機関がもつ新しいアイデア、テクノロジー、ソリューションや、すでにサービスを開始している事業を活用して、「お客様のクルマの利便性向上につながるサービス」、「日々の移動をより便利、快適にするサービス」、「今以上に、安全に、安心して生活できるモビリティー社会の実現にむけたサービス」など、お客様の生活がこの先の未来、もっとワクワク、ドキドキできる体験を提供するために、『人を中心とした』様々なサービスを共同開発することを目的としている。
選定企業は以下の通り。
今回の選考にあたっては、今までにはない全く新しい消費者向けのアイデアから、他社にない独自の技術力を生かしたアイデアまで、非常に多岐にわたる500を超えるアイデアの応募をいただいた。選定においては、大きく5つの観点を重視した。
1 社会や人の課題を解決するアイデア
2 実現する技術力、開発力、サービス力
3 アイデアを実行する情熱
4 両社のもつアセットの活用
5 両社にとっての事業性
トヨタ常務役員の村上秀一は、「新しいサービスの開発に向け、新たな仲間が出来たことを大変うれしく思う。たくさんのことを学ばせていただきながら、サービスの実現に向けしっかりと取り組んでいきたい」と述べた。
なお、今後もTOYOTA NEXTの取組みを加速させるとともに、今回発表した選定企業との具体的なサービス内容やサービス開始時期、選定企業との資本、業務提携等の詳細に関しては、今後協議していくこととなる。