2017-2018 FIM 世界耐久選手権シリーズに野左根航汰選手の「YART Yamaha Official EWC Team(YRAT)」のレギュラーライダーとしてのフル参戦が決定した。(以下プレスリリースより)
FIM 世界耐久選手権シリーズ(EWC)の2016-2017 シーズンに参戦した野左根航汰選手が、今年9 月に開幕するEWC 2017-2018 シーズンに、ブロック・パークス選手、マービン・フリッツ選手とともに、「YART Yamaha Official EWC Team(YRAT)」のレギュラーライダーとしてフル参戦する。
野左根選手は2017-2018 シーズンの開幕戦、ボルドール24 時間(9 月15-17 日)から出場し、昨シーズンに果たせなかったチャンピオン獲得をめざします。合わせて、この世界挑戦を通じ、次のステップに進む実力をつけることが目標となります。
ヤマハ発動機株式会社は、世界へ羽ばたくライダーの育成を目的に、2015 年から全日本ロードレース選手権・JSB1000 に参戦するユースチーム「YAMALUBE RACING TEAM」を設立しました。野左根選手はこのチームで実績を残し、2017 シーズンからは「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」のライダーとしてJSB1000 に参戦。さらにEWC へは第2 戦のル・マン24 時間から、「YRAT」の一員として参戦を開始した。
前シーズンのEWC ではル・マン24 時間、オッシャースレーベン8 時間での2 戦連続2 位、スロバキア8 時間で4 位、鈴鹿8 耐の5 位と、ランキング3 位獲得に貢献。JSB1000 では第4 戦もてぎ大会で最高峰クラス初優勝を果たすと、第6 戦もてぎ2&4 では今季2 勝目をマークするなど大きな成長を遂げており、継続参戦によりさらなる成長が期待される。
■■■野左根航汰選手談■■■
「YART の一員として再びEWC にフル参戦できることを心からうれしく思います。また、このような機会を与えてくれたマンディ監督、ヤマハに感謝します。2016-2017 シーズンは、慣れない環境、初のサーキットなど苦労しました。また、ホームの鈴鹿8 耐でも期待に応えられず、めざしていたチャンピオンにも届かず、力不足を痛感しました。それでも全日本のJSB1000 ではここまで2 勝と、EWC の経験が間違いなく僕を成長させてくれていることを実感しています。2017-2018 シーズンは2 回目の挑戦、言い訳はできません。どんな環境でも戦力となってチームをチャンピオンに導き、ファンの皆さんに、さらに成長した姿を見せられるようがんばります」
■■■プロフィール■■■
野左根 航汰(のざね こうた)
出 身 地 千葉県
生年月日 1995 年10 月29 日
主な成績
2017 年: 全日本JSB1000 ランキング6 位(第6 戦終了時)
2016 年: 全日本JSB1000 ランキング5 位
2015 年: 全日本JSB1000 ランキング7 位
2014 年: 全日本JSB1000 ランキング8 位
2013 年: 全日本J-GP2 チャンピオン
2012 年: 全日本J-GP2 ランキング 3 位
2011 年: 全日本J-GP2 ランキング 7 位
2010 年: 全日本J-GP3 ランキング 9 位
■■■参考■■■
・YART Yamaha Official EWC Team
マンディ・カインツが代表を務める世界耐久選手権(EWC)のヤマハオフィシャルチーム。2005 年にランキング3 位、2009 年には全6 戦中4 勝をあげシリーズチャンピオンに輝く。2016-2017シーズンは、ブロック・パークス選手、マービン・フリッツ選手、野左根航汰選手を擁して各レースで優勝争いを繰り広げ、当社のファクトリーチームとして出場した鈴鹿8 耐では5 位とし、ランキング3位を獲得した。
・世界耐久選手権 戦績
2017 年: ランキング 3 位
2016 年: ランキング 6 位
2015 年: ランキング 10 位
2014 年: ランキング 6 位
2013 年: ランキング 5 位
2012 年: ランキング 6 位
2011 年: ランキング 5 位
2010 年: ランキング 3 位
2009 年: チャンピオン