立体造形で魅せる、進化形ハーフ
ROWEN/PRIUS RR
ロェン/プリウス RR(50系後期)
国内外の高級スポーツカーやSUV、さらにワンボックスと、精力的にエアロを発表するロェンはハイブリッドにも滅法強い。
ことプリウスに関しては、50前期はもちろん、30系の支持も根強いなど、業界で広くその名を知られた大御所だ。
最新の後期はバンパー形状の変更にあわせ前後スポイラーを刷新しているが、ひと目でロェンと分かる凹凸感に富んだ3Dフォルムは健在。塗り分けによりフロントリップを別体風に魅せることも可能と、スポーツを地でいく仕上がりとなっている。
一方のリアは、テールから分離されたリフレクターを囲む手法で、明確に純正との違いを追究。得意とする動的フォルムを独自の手法で表現した。
バンパーボトムに安定感をもたらすだけでなく、スピード感も効果的にアップ。左右のLEDは、オプションでシーケンシャル仕様に変更可能だ。
掘り深い凹凸でボディサイドに躍動感をもたらすサイドステップも、前期共通パーツ。造型を際立たせる塗り分けも、問答無用でマストなり!
純正の下半身をイメチェンする、ハーフタイプのリア。リフレクターをエアロと同化させつつ、ディフューザーを巧みに盛り込んだ被せ型となる。
複数のピースを元に形作られる刺激的なウイングには、メインフラップがカーボンとなる上級仕様も。トランクスポイラー同様、前期共通となる。
Wフェイスとアンダーカットの組み合わせで、更なる立体感を手に入れたオリジナルホイール、フレイムRRS001。50対応はワンサイズのみ。
エキゾーストシステムは素材・デザインが豊富
マフラーは左右4本出しが基本となるが、素材が選べ、写真はチタン。チタンも2種類あり、出口だけチタンと、ハイエンドなフルチタンから選べる。
定番のステンレステールももちろん選べる。このほかに、純正マフラーをカットして差し込むお手軽カッターもあり。ちなみに全品、2WD/4WD対応。
マフラーレス仕様を好むオーナーには、別売りとなる専用アタッチメントがオススメ。塗り分ける色次第では、マフラーディフューザー風に魅せられる。
前期よりも落ち着いた意匠となった後期プリウス。大衆車感がさらに強まった印象だが、ロェンの新作3Dエアロさえあれば、スポーティカー然としたアグレッシブなフォルムにイメチェン可能。物足りなさを払拭できる。
【PARTS SPECIFICATION】
PARTS | PRICE |
---|---|
フロントハーフスポイラーwith LEDSPOT | 6万8000円(8万8000円/10万8000円) |
サイドステップ | 6万5000円(9万円/11万円) |
リアアンダースポイラー | 6万9000円(8万9000円/10万9000円) |
リアウイング | 10万6000円(11万6000円/13万8000円) |
マフラー/エキゾーストシステム | 14万6000円~ |
ホイール/ロェン・フレイムRRS001(19×8.0+48) | 5万8000円 |
タイヤ/ニットー・NT555 G2(225/35-19) | ー |
※( )内は塗装済み/塗り分け済み価格
問:ロェン事業部 0565-52-8555
http://www.rowen.co.jp
スタイルワゴン2019年8月号より
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