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日本での発売もあり得る!! 世界最上級ミニバン・レクサスLMはどんなクルマか


2列4座のラグジュアリー仕様もある

史上最強のファミリーカー「レクサス・LM」



レクサス LM アルファード ヴェルファイア カスタム ミニバン

4月16日から開催されている上海国際自動車ショー(上海モーターショー)にて、世界で初めてお披露目されたレクサス・LM。レクサスにおいて車名に“L”が付くのは最上級の証。セダンの「LS」、クーペの「LC」、SUVの「LX」、そして今年後半にワールドプレミアをすると公表されたレクサス製ヨット「LY」。レクサス発のミニバン「LM」はそれに続くフラッグシップ“L”の第五弾となる。








上海では、まずはお披露目ということで、公表されたデータはないに等しいが、ベースはトヨタブランド最高峰ミニバンのアルファード&ヴェルファイア。

フェイスはレクサス特有のスピンドルグリルを採用。ボディサイドには、矢のように鋭いデザインを上下で組み合わせたデュアルアローヘッドクロームの装飾が施され、これぞレクサスと思わせる鋭く美しいサイドビューを実現する。




ヘッドランプの中にもアローデザインのデイライトを備え、その上部には3眼で存在感溢れるメインライトを配置。テールランプもアルファード&ヴェルファイアとは大きく異なり、ボディ全体に及ぶ幅広いレンズを採用し、圧倒的な存在感を表現する。


内装もやはり猛烈に豪華だ。シート配置は2・2の4人乗りと2・2・3の7人乗りを設定。4人乗りはファミリーカーではなく、ラグジュアリーなショーファードリブン。大型のセンターアームレストの前にはタッチパネル付きの操作系パネルを装備。シート前のキャビネットには、26インチモニター、冷蔵庫、傘収納など先進的で快適な移動を実現する装備が満載だ。


家族の送迎も視野に入れた7人乗りは、アルファード&ヴェルファイアで言うところのエグゼクティブラウンジか。レザー仕立てのシートでやはり高級感は格別かと思われる。新たに開発されたというパネルの加飾も日本車らしく、水墨画に着想を得た銀水墨(シルバーインク)を採用。厳かで重厚感溢れる雰囲気は、従来のピアノブラックやブラックウッドなどとはまた違った引き締まった内装を実現している。


サスペンションもアルファード&ヴェルファイアとは違う。LMに採用されるショックアブソーバーは、レクサスESで世界初導入されたスイングバルブショックアブソーバー。高級車らしいフラットで優れた乗り心地や高速安定性を実現する。LMに用意されたグレードは3.5LDOHCガソリンエンジンのLM350と2.5Lアトキンソン4気筒エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたLM300hとなる模様。


気になるのは日本導入



各サイトで乱れ飛ぶ、日本では売るのか?という情報についてだが、現時点では日本国内投入は未定というのが大多数。もちろん国内のレクサスサイト等での発表もない。が、本誌が掴んだ情報では、中国、東南アジアでのローンチ後、半年〜1年以内には日本国内でも販売されるのではないかという。いまレクサスブランドで売られているモデルのうち、日本で発売されていないのはSUVのGXのみ。日本は世界でも類を見ないミニバン大国なんだし、ぜひ導入してもらいたい。


[Text byスタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]



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