シャープな印象をさらに高めて未来感をアップ
見た瞬間に、PHVには断然スポーツスタイルが似合うと確信したことから、その純正感を活かした我流レーシングエアロをと企画された本作。フロント&サイドともにフラップ系で、リアはアグレッシブ全開のディフューザー系と、トレンドを積極採用。PHVにあわせ、例えばフロントハーフのLEDライトを純正ヘッドライトを模し、オフセットした4眼式としたほか、直線的かつ薄型というサイドを、高い品質で維持するためFRPでなく強化アクリル製とするなど、ベース車やエアロの性格にあわせアレンジしている。
なかでも目を引くリアアンダーは、純正の黒樹脂との部分交換式を採用。ベースと、4本のフィンが別体となった5ピースとなっており、フィンはアンダーボディにもしっかりとはわせた、本格的な立体構造に。センターにおごったLEDローマウントも、ひとめで同社と判るツインバータイプとするなど、一見シンプルとも思えるそのボディチューンの影には、PHVを活かすこだわりの技が凝縮されている
ドレッシーさと走りを両立した5本スポークと、オリジナルブレーキの競演で魅せる、躍動する足元も注視あれ。
極薄のフラップ系としたサイドステップは、厚さを均一にするため強化アクリルで製造。抑揚を付けアクセントを持たせるなど、スポーティも感じさせる仕上がりに。
リアは純正バンパー下半身にある、黒い樹脂部分との付け替え式だ。ベースと縦フィン4本が別体となっており、フィンを底まで長くはわすなど、3Dさを強く意識した。
もっともPHVらしい場所といえる顔まわりの雰囲気を活かすため、フロントハーフはバンパー下に追加するフラップ系を提案と、極力シンプルに。
ロングノーズ的なボンネットだが、純正のままでは若干間延びしすぎ。ボンスポはそんな弱点を解消するお手軽パーツ。軟質PVCのため、アールに沿ってピッタリ貼れる。
ドアオープンでフラッシュ
ドアワーニングフラッシュLED
■価格:5000 円
後方から迫る車両などに、自車の存在を猛烈にアピールするフラッシュライトが新発売。雨や霧の日にはとくに効果的で、電源は純正カーテシから、装着はドアにあるサービスホールを利用する。他車での装着実例となるが、ウェブ動画にて点灯の様子を確認可能だ。
エアロキットに付属するLEDユニット
エアロの存在、純正との違いを遠目にもアピールする大きな特徴が、
前後のLEDライトだ。フロントは純正ヘッドライトを意識したオフセットし
たインストールで、リアは珍しいツインバータイプと、その違いは明らか。
PRICE
フロントハーフスポイラー(LED 付き) 5 万4000 円
ボンネットスポイラー 1 万5000 円
サイドステップ 4 万9000 円
リアアンダーハーフスポイラー(LED 付き) 6 万8000 円
■ホイール:レイズ・ブラックフリートV205C(19×9.0J)
■タイヤ:ヴェントス(225/35R19)
問:アヴァンツァーレ ☎ 042-531-1916 http://www.avanzare.co.jp
(2018年5月 TOYOTA PRIUSカスタムガイド2018)