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チューニング編|知っておくべき【25のこと】ジムニーカスタム講座|JB64Wジムニー・JB74Wジムニーシエラ


チューニング|知っておくべき25のことジムニーカスタム講座


講師 那須一博

LJ20から歴代ジムニーを乗り継いだ、ジムニーと同じ1970年生まれの50歳。
今現在もSJ30とJB64を所持している。

今回のQ&Aを任されるにあたり、答えている内容は、筆者の知識内容と、希望的観測が入り混じった主観的な返答です。
この返答が絶対的に正しい内容ではなく、法規的な解釈も人によって違います。
筆者自身がジムニーを長年乗り続けてきて、得てきた知識をもとに答えています。
違和感を覚えた方は、鵜呑みにせずこんな意見もある程度の参考にしてください。

Q.16

チューニング JB64・JB74の手軽なパワーアップ法は?

JB74のフルコンが今後メジャーとなっていくだろう。
吸排気の変更を前提に、ECUの内部データーを書き換え、純正の機能をそのままに、出力アップが可能となっている。

A.16

JB64に関しては、今現在ECUの解析が終わっていないので、基本的にコンピューター関連で言うとサブコンでの追加制御までだ。
最も最先端なのがハイブリッジファーストでタービン交換、サブコンの組み合わせで80ps以上のメニューが存在する。
フィーリング的な変更であればサブコン単体、スロットルコントローラーなどで、走りはかなり変わる。
これらは、JB64専用品が多く、エンジンルーム内の純正カプラーの差し替えで成立する。
JB74に関しては、ECUの解析が終了。
様々なショップで吸排気の変更に合わせたECU書き換えチューンが始まっている。
最も進んでいるのが、トラストのボルトオンターボキットだろう。
かなり高価だが、ECUの書き換え作業込みでのパッケージングとなっている。

Q.17

チューニング マフラーを選ぶ時の注意点は?人気のデザインは?

A.17

最も気を付けなければいけないのが、近接騒音規制をパスしているかだ。
今は、ネットでパーツが氾濫している。
迂闊にネットで安いマフラーを購入して事前認証の認可を受けていないマフラーを装着した場合、車検に受からないだけでなく、音量で警察に捕まる場合もある。
そうすると、結果高くつく事になる。
さらに、装着しているバンパーに対してのフィッティングだ。
薄型のバンパーを装着している場合、エンド部分が低く不恰好になる場合がある。
最も気を付けないといけないのはスチール製のバンパーだ。
現状、最も高い位置に配置されているのは、工藤自動車のマフラーだ。
さらに、人気のデザインは左出し。
マフラー長が短くなり、曲がりが少ないのでターボ車のブーストアップに最適。
スリップオン方式で徹底的に干渉を抑えたモデルが存在する。

Q.18

チューニング 吸気系チューンについて気をつけるところは?

A.18

エアクリーナーをリプレースメントタイプに交換するのであれば、吸入効率アップと言う名目で成立するが、JB64の場合、純正のエアクリーナーボックスを排し、オープンタイプにすると、オーバーシュートでブーストがかかりすぎて、スロットル制御に引っかかる場合がある。
電子スロットル制御の関係で、アクセル全開時にアクセルが閉じてしまうのだ。
同時にサブコンなどを装着することで、オーバーシュートに対してのECUへの信号を制御することが可能となる。
ボックスには防塵だけでなく、吸入空気の安定化という性能もある。
Dジェトロとは、環境の前提条件に則った圧力変動に対しての燃料噴射プログラムだ。
ボックスがなくなることで、前提条件が大幅に変わってしまう。
対策を前提にしないと改良ではなく、改悪になる可能性があるので気をつけよう。

Q.19

チューニング JB64ジムニーのエンジンチューンのポイントは?

A.19

現状でのJB64のエンジンチューンは、まだ大幅な内容ができない。
純正ECUの制御内容が解析できていないため、サブコンレベルで騙すしかない。
ブースト値に関しても大幅なブーストアップを行うと、電子スロットル側に制御が入り、スロットルが閉じてしまう。
結果、お金をかけたはずなのに、純正より遅くなると言う事態が発生する。
現時点で、最もバランス感覚に優れ、成功しているのはハイブリッジファーストだろう。
タービン交換のメニューが成立し、全域にわたってトルクを出し、明確に車が速くなっている。
ECUの解析さえできれば、JB23時代のように様々なチューニングメニューが成立する。
もう少しの辛抱だ。

Q.20

チューニング JB74ジムニーシエラのエンジンチューンのポイントは?

A.20

JB74に関しては、ようやくECUの解析が終了し、様々なエンジンチューンに対応できるようになった。
トラストが先日リリースしたパッケージングは、JB74のボルトオンターボ仕様。
パイピングを全て変更し、ECUを現車書き換え。
あたかも純正でついていたかのようなクオリテイでハイパワーを手に入れることが可能となった。
それ以外でも、吸排気を変更する前提で、NAのままECUのリセッティングを行うメーカーが数社。
JB74は続々と新たなチューニングメニューが出てきている。
いかんせん、ユーザー数がまだ多くないのでチューニンショップが本腰を入れていないのだが、今後続々と新たなメニューが出てくると思われる。
大注目なカテゴリーである。

ハイパーレブ Vol.244 スズキ ・ ジムニー &ジムニーシエラ No.7

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