最高峰のスポーツを足元に
VOLK RACING ZE40 TIME ATTACK Ⅱ
一般的にスポーツホイールは軽さこそ正義と考えられがちだが、走りのブラッシュアップで求められるのは強度・剛性・軽さだ。
とくに最近はグリップ性能が格段に進化しているうえ、ポテンシャルの高さを受け止めるボディ剛性の関係で車重も増加傾向にある。
そんな部分も踏まえてボルクレーシングが生み出したのは、〝究極〟を指すZをネーミングに加えて軽さだけでなく強度・剛性を突き詰めたZE40だった。
さて、そんなストロングホイールへ新しく用意されたのが、限定カラーとなる「ZE40 タイムアタックⅡ」だ。
これまでタイムアタックカラーといえばブラック×レッドラインだったが、今回は落ち着きあるマットガンブラックがベース。
また、レッドラインはレイズの誇る先進技術を駆使したマシニング&REDOT工法でリムフランジにストロボラインを走らせ、美しく存在感が際立つように仕上げている。
最強ワゴンであるレヴォーグにふさわしい、ZE40の鍛え上げられた美しさ。
“限定”というプレミアムさも含め、コイツは見逃すことができない一本だ。
マットカラーで重厚さ高まった足もとへシャープに走る真紅のストロボライン。
ZE40のスリムスポークが際立つスペシャルカラーだ。
選ぶサイズによってリムの奥行きが違う。
深いリムを狙うならFACEの数字が高いものを選ぶ。
ただしレヴォーグの場合は車高などの仕様にもよるが、FACE2までが現実的だ。
ボルトホールまでオーバーハングさせたセンタークリフがセンターパートの剛性を高めながら軽さまで引き出していく。
また、応力分散に優れる10本スポークは駄肉を削ぎ落としながら、サイド面に剛性を高めるリブをプラス。
このリブがコンケイブラインを強調するアクセントとしても役立ってくれるのだ。
なお、リムフランジへ施されたストロボラインは上部がマシニング&REDOT、下部をマシニングのみで展開し、細部まで芸術品のような美しさに仕上げている。
SPモデルにだけ与えられる「タイムアタック」のマーキング
コンマ一秒を競うタイムアタックのようなスペシャルステージでは、速さを追求するために欠かせないタイヤ&ホイールが複数持ち込まれていく。
当然、高機能なアイテムは限られているため、隣り合わせたピットで同じタイヤ&ホイールというケースも珍しくはないワケだ。
そんな時に使用されるのがマーキングでの識別なのだが、レイズではブラック×レッドラインを採用してきた。
つまり、タイムアタックカラーはスペシャルステージを戦える本物だけに許された伝統のマーキングというワケだ。
特別感を増幅する真紅ライン
MATCHING DATA
■WHELL : 18×9.5+44【FACE-2】
■TIRE : 255/35R18【BRIDGESTONE】
※デモカーはチューナーズサイズを装着。
LINE UP
17×7.0J~7.5J(FACE-1) 114.3/5H 6万9000円~7万円
17×8.0J(FACE-2) 114.3/5H 7万1000円
18×7.5J~8.0J(FACE-0) 114.3/5H 7万7000円~7万8000円
18×8.5J~9.0J(FACE-1) 114.3/5H 7万9000円~8万円
18×9.5J~12.0J(FACE-2~4) 114.3/5H 8万1000円~8万6000円
19×8.5J(FACE-1) 114.3/5H 8万6000円
19×9.5J(FACE-2) 114.3/5H 8万8000円
■カラー : マットガンブラック/REDOT(UR)
■鍛造1ピース
問レイズ 06-6787-0019 https://www.rayswheels.co.jp
ハイパーレブ Vol.245 スバル ・ レヴォーグ No.4 (2020/7/31)より
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