心躍るインポートカーカスタム 連載#07
語れるフットギアとカラーマジックの妙
Mercedes-AMG/GLE Coupe&LAND ROVER/RANGE ROVER VELAR
メルセデス エーエムジー/GLEクーペ&ランドローバー/レンジローバー ヴェラール Produced by Macchina
世界を席巻するSUVムーブメントのなか、国産&海外メーカーを問わず、続々と新しいSUVが登場している。
ならばベースをインポートにするのもアリじゃない? そこで、輸入車も多く手がける大阪「マッキナ」が仕上げた2台をピックアップした。
レンジローバー・ヴェラールはブラックエディションという限定車で、チャコールグレーボディと各部ブラックが特徴。
そのボディとコーディネイトしたのが、国産3ピースの雄、レオンハルト・ジーニスガイストである。マテリアル感を強調するマットチャコールブラッシュドディスク&ブラックアルマイトリムに、磨き上げたピレリ・Pゼロを合わせ、全身隙ナシのスタイリングに仕上げている。
一方で、メルセデスベンツAMG GLE43は、最上級のGLE63ルックにアップグレードしながら、ヴェラールの手法を踏襲。
各部にカーボン柄の水圧転写を取り込み、上質感を格段に高めていた。
「インポートSUVをベースにするならば、クルマのよさをいかに引き出すかが大事になってきます。それにはSUVの力強さに負けないホイールと、しっかり語れるタイヤは必須。当社では差し色を水圧転写で統一し、落ち着いたスタイリングに仕立てるケースが多いですね」(マッキナ/太田代表)。
水圧転写でスポーティに演出
グリル、ボンネットガーニッシュ、エンブレムやディフューザーまで、カーボン水圧転写でコーディネイト。耐久性が高く、小さな部分にも取り込めるのが特徴マッキナの得意とするメニュー。
よりGLE63ルックに近づけるべく、両サイドの開口部を大きく見せるラッピングを行っている。
リアディフューザーとマフラーフィニッシャーはAMG GLE63用をコンバート。カーボン柄水圧転写で引き締まった後ろ姿に。
マットチャコールブラッシュドディスクが美しいジーニスガイスト(22×10.0)を装着。ローダウンはiiD。
センターパネルはカーボンの水圧転写を採用。カーボンの柄をより際立たせる水圧転写は、小さな部分に取り込むと、より効果を発揮する。
フロアマットと合わせ、ダッシュボード端をレッドに、パネル部をピアノブラックにペイント。細かい色合わせが質感を生む好例だ。
プレーンブラックに赤フチ使用にしたマッキナのオーダーフロアマットを装着。この赤が内外装に活かされているのだ。
【DEMO CAR SPECIFICATION】
●EXTERIOR
AMG GLE63純正リアディフューザー
各部カーボン水圧転写
●INTERIOR
各部カーボン水圧転写
マッキナ・フロアマット
●TUNING
iiD・ロワリングキット
●WHEEL/TIRE
スーパースター・レオンハルトジーニスガイスト(22×10.0+40)
ピレリ・スコーピオンゼロ(265/35-22)
ヴェラールのブラックエディションと合わせてセレクトしたのが、マットブラッシュドディスク&ブラックアルマイトリムという組み合わせだ。
ボンネットを開けると、エンジンカバーもレッド×カーボンでコーディネイト。見えないところのオシャレも欠かせません!
【DEMO CAR SPECIFICATION】
●WHEEL/TIRE
スーパースター・レオンハルトジーニスガイスト
(22×10.0+27)
ピレリ・Pゼロ(265/40-22)
問:マッキナ 072-446-3733
http://www.macchina-style.com
スタイルワゴン2020年1月号より
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