EVなのに爆音が聞こえてきそうな圧倒的な存在感
日産・リーフNISMO RC-02
TMS2019 西2ホール
有明エリアのビッグサイト内西2ホールにある日産ブースには、EVのクロスオーバーコンセプト「アリア」や軽自動車規格のEVコンセプト「IMk」など、様々な話題となるクルマが並んでいるが、その中で一際異彩を放つ存在が、この「リーフNISMO RC-02」。
ECOで優等生な市販車リーフの面影はどこへやら、全長4,546mm、ホイールベース2,750mmのボディに、ワイドなフェンダーを備え、レーシングカーらしいシルエットに。過激なGTウイングが備わっているにもかかわらず、ルーフから路面までの高さはわずか1,212mmと、全高は市販車よりも300㎜以上も低い。
もちろん見かけ倒しなわけはなく、完全なレーシングスペック。2018年11月に公開された資料によれば、シャシーの両端に搭載された2個の電動モーターで駆動。両モーター合わせて、240kWの出力と640Nmのトルクを発生。それでいてフルカーボンファイバーのレーシングモノコックを採用するなど総重量は1220kg(市販車リーフは1490kg〜1680kg)!
さらに、新開発の4輪駆動システムを取り入れ、出力を前後それぞれで独立して制御し、素早く効率的な操縦ができるように仕上げている。0-100km/hの加速時間は、前型より約50%速い3.4秒を実現。
ディフューザーやリアマーカーなど、ミニバン系カスタムパーツにも通ずるデザイン。フラットでエッジが効いたバンパーが迫力満点。
ホイールはご存じレイズ製。シンプルだが、スポーティなスポークデザインが魅力。
フラットなラインでワイド化が図られたリアバンパー。この塊感は強烈。テールランプが浮かんでいるかのような雰囲気も他にはなく新鮮。
ブースの位置もわかります!
スタイルワゴン ドレスアップナビ
東京モーターショー2019記事
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部_NAO SHIMODA]