運営元:外車王SOKEN
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EU最大の経済大国にして、世界有数の自動車大国でもあるドイツ。ところが実際にドイツに住んでみると、こうした「先進国イメージ」とは裏腹に、意外なほどアナログで後進的な社会であることに衝撃を受ける人も少なくありません。
新型コロナのパンデミックが起きるまで、クレジットカードが使えないというお店は当たり前でした。他にも、電子メールよりも手紙や電話でのコミュニケーションが好まれたり、インターネットの回線が驚くほど遅かったり、街中のWi-Fiスポットがとても少なかったり、電車やバスの遅れは日常茶飯事だったり。
筆者がもうひとつ「アナログだなあ」と感じたのが、現在の雑誌や書籍の充実ぶりです。書店に入るとわかりますが、この電子書籍の時代に「誰が買うの?」と言わんばかりの大量の雑誌、小説、写真誌がずらりと並んでいます。
今回のドイツ現地レポは、現地で数多く販売されている自動車雑誌に着目。どんな雑誌が売られているのか、中身に日本との違いがあるのか、筆者が入手した雑誌をもとにレポートしていきたいと思います。
■自動車・バイク雑誌はとにかく種類・量ともに豊富
書店やガソリンス...【全文を読む】