目次
秋の床もみじの見頃時期
期間によっては事前申込制! 床もみじのライトアップ
春・夏も床もみじの特別公開あり! 風鈴まつりも見どころ
東京から宝徳寺へのアクセス方法
宝徳寺の床もみじをバスツアーで見に行こう!
宝徳寺・床もみじとは
宝徳寺(ほうとくじ)は群馬県桐生市にある臨済宗の寺院です。
桐生地域の領主であった桐生佐野正綱公によって、1450年頃に創建されました。宝徳寺は桐生城(柄杓山城)を守るための要害として建てられ、名久木(なぐき)の砦の入口を見渡す場所にあります。桐生佐野家が滅ぼされた後、一度は荒廃してしまいましたが、江戸中期に地域の人々の協力により再び盛えました。
そんな宝徳寺は関東で床もみじが見られる貴重な寺院です。床もみじとは、床板に紅葉が映り込む風情ある景色のこと。京都に数カ所見られる寺院がありますが、関東で見られるのはとても珍しいと人気です。
境内には100本以上の紅葉があり、床もみじはもちろん、関東百名山の鳴神山(なるかみやま)の景色も境内から楽しめますよ。
秋の床もみじの見頃時期
宝徳寺は例年11月中旬頃に紅葉の見頃を迎えます。秋シーズンは床もみじの特別公開スケジュールが2回に分けられ「10月後半~11月前半」と「11月中旬~後半」で拝観時間、拝観料が異なります。
※床もみじは特別公開期間しか見られません
2022年秋スケジュール
開催日:10月20日(木)~11月11日(金)
拝観時間受付:9:00~16:00 閉門:16:30
拝観料:800円 高校生以下無料
駐車代:無料
(2)
開催日:11月12日(土)~11月30日(水)
拝観時間受付:9:00~15:45 閉門:16:15
拝観料1,200円 高校生以下無料
駐車代:無料
期間によっては事前申込制! 床もみじのライトアップ
ライトアップされる夜の床もみじは、昼間とはまた違う幻想的な雰囲気です。ライトアップ期間は11月の土休日のみ開催され、11月後半になると事前予約制なので、チケットを購入する必要があります。
2022年秋スケジュール
開催日:11月3日(木・祝)・5日(土)・6日(日)・11日(金)
受付:17:00~19:30 閉門20:00
拝観料:1,500円
限定御朱印付:2,500円
(2)事前予約制
開催日:11月12日(土)・13日(日)・18日(金)・19日(土)・20日(日)・23日(水・祝)・26日(土)・27日(日)
受付:16:30~19:00
開始時間:17:00/17:30/18:00/18:30
拝観料:2,000円(当日申込2,200円)
受付人数:各部30人限定
春・夏も床もみじの特別公開あり! 風鈴まつりも見どころ
床もみじは秋の紅葉シーズン以外に、春・夏も特別公開されています。青々とした新緑が映し出される光景は、紅葉シーズンとはまた違った絶景! また、春は境内に咲くぼたんの花も見られます。
夏は床もみじ以外に、風鈴まつりも見どころです。3,000個もの風鈴でトンネルが作られ、良い音色を聞きながら参拝できます。風鈴短冊に願いを書いて、歩いて祈願するとお願い事が叶うかも?
【春・夏・風鈴まつり】例年の開催時期
風鈴まつり:7月下旬~9月中旬頃
夏の床もみじ特別公開:8月上旬~9月上旬頃
宝徳寺
東京から宝徳寺へのアクセス方法
東京から群馬県桐生市にある宝徳寺へは、JR桐生駅からコミュニティバスのおりひめバスに乗り換えてアクセスします。拝観時間内に行けるバスは、1日4本しか運行していないので事前に出発時間を確認しておきましょう。
以下のルートは乗り換えが少ないルートです。
料金:2,510円(電車 2,310円 バス 200円)
所要時間:約3時間30分
乗り換え:2回
※2022年10月調べ
他にも電車を乗り継げば、料金が1,000円ほど安くなるルートもあります。
公共交通機関で行くと、やや遠くてアクセスしづらい宝徳寺。バスツアーなら乗り換えなしで行けるので、他の観光地もいろいろ巡りたい方にはおすすめです。以下をチェックしてみてください。
宝徳寺の床もみじをバスツアーで見に行こう!
宝徳寺を訪れるバスツアーは紅葉シーズンに多く開催されます。ローカル列車「わたらせ渓谷鉄道」の車窓から紅葉を眺めるツアーや、あしかがフラワーパークなども一緒に巡れるツアーがありますよ。
幻想的な紅葉を見てみたい方は、宝徳寺を訪れてみてはいかがでしょう?
床もみじは特別公開の期間が決まっているので、開催時期を確認してから訪れてくださいね。
(バスとりっぷ編集部)