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時季本番!せっかくなので、ご当地麺を楽しんでみませんか?


気温や湿度、そして気分。様々な要因で、「食が進まない」と感じることはありませんか?体力などのためにも食べた方がいいことはわかっているけれど…そんな時に選ぶメニューは麺類がポピュラーですよね。今回から数回に分けて、各地の麺料理とその作り方をご紹介します。作りやすいように、できるだけ簡単なアレンジを加えたものもありますので、ぜひトライしてみてください。
しっかり食べて、暑さに負けないように気力と体力を養っていきたいものですね。


トップバッターは沖縄のアレ!

日本の最南端に位置する沖縄には、暑い時期に参考になるメニューがたくさんありますよね。今回、ご紹介するのは「ソーメンちゃんぷるー」。今では一般的になったこのメニュー。アレンジも様々にありますが、多くは「そうめん+ツナ缶」、もしくは「そうめん+ツナ缶+もやし」のシンプルなものでした。今回はそのシンプルなものをご紹介します。もちろん、にんじんの千切りやニラを加えたりなど、アレンジ◎!楽しんでみてくださいね。

☆ソーメンちゃんぷるー☆
<材料>
そうめん 6束
もやし 1/2袋
ツナ缶 1缶
わけぎ 2、3本
サラダ油 大さじ1〜2
しょうゆ 少々
塩・こしょう 適量
かつおぶし お好みで

<作り方>
1. そうめんをたっぷりのお湯で、少し固めに茹でます。茹で上がったら、冷水でよく洗って、しっかり水を切ります。分量外のサラダ油をまぶしておくとほぐれやすくなります。
2. わけぎは細く、輪切りにします。ツナは汁を切っておきます。
3. フライパンにサラダ油を引いて、中火で熱します。
4. ツナを入れて、ほぐしながら炒め、もやし、そうめんの順に加えます。
5. 全体を和えるようにさっと炒め、しょうゆ、塩、こしょうで味を調えます。
6. 皿に盛り付け、わけぎとかつおぶしをのせたら完成です。
※かつおぶしはたっぷりがおすすめですよ!


地域変われば、呼び名も変わる?

ご紹介するのは鹿児島のそうめんです。鹿児島では「油ぞうめん」と呼ばれるそうめん料理がポピュラーですが、地域や家庭でも様々ですが、先にご紹介した「ソーメンちゃんぷるー」に似たものが一般的なようですが、汁が入ったものなどもあるようです。油ぞうめんの大きな特徴は、出汁を利用することです。今回は少し疲れた時にホッとする、温かいものをご紹介します。少し時間がかかりますが、素材の優しい味に癒される、シンプルなメニューです。ぜひ試してみてくださいね。

☆鶏ぞうめん☆
<材料>
そうめん 4束
鶏もも肉(骨付き) 1本
水 6カップ
酒 大さじ1
塩 ふたつまみ
しょうゆ 小さじ1/2
わけぎ 8本

<作り方>
1. 鍋に水と鶏肉を入れて、1時間ほど、アクを取りながらコトコトと弱火で煮ます。
2. 鶏肉を取り出して、骨を除いて、食べやすい大きさに切っておきます。
3. 1.の出汁に酒、塩、しょうゆで味を調えます。
4. 分量外のたっぷりのお湯でそうめんを茹でて、冷水でよく洗って、しっかりと水を切っておきます。
5. 器にそうめんを盛って、2.の鶏肉、4cmの長さで切ったわけぎをのせて、3.のだし汁をかけたら、完成です。


簡単にご当地気分に

温かいものが続いたので、少し、冷たいおそばをご紹介します。発祥説は様々なようですが、関東の茨城県や栃木県の山間部などで食されていたおそばです。普段の作り方に少しアレンジが加わったものなので、挑戦しやすいのではないでしょうか。そばつゆについては、この地方では煮干しを使うことが多いので、煮干し出汁のそばつゆで食べてみてはいかがでしょうか?そばつゆの種類にも楽しさが広がるかもしれません。ぜひ試してみてくださいね。

☆大根そば☆
そば1人前に対して、大根5cm程度をスライサーなどで刺身のツマのように、千切りにします。この大根とそばを、普通のそばを作る時と同様に、たっぷりの湯で茹でて、冷水にとって、よく洗い、しっかりと水を切ります。お好みのつゆでお召し上がりください♪

しっかり食べて、元気をチャージしていきたいですね!

参考
日本の食生活全集/農山漁村文化協会

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