春夏秋冬と四季を通じて食べられる食材、山菜。しかし、山菜も野菜や果物と同じように種類によって旬のものがそれぞれ異なります。
中でも今回注目する山菜は5月に旬を迎える『タケノコ』『ノビル』『ウド』の3種類です♪
山菜料理と言えば天ぷらや味噌汁の具材として使ったり、煮物などのメニューに取り入れることが多いですが、工夫次第で様々なメニューに応用することができます。こちらでは山菜(タケノコ・ノビル・ウド)を使ったおすすめの個性派レシピをご紹介します。
おつまみにぴったり♪『タケノコのペペロンチーノ風炒め』
最初にご紹介するのは、タケノコのペペロンチーノ風炒めのレシピです。ベーコンの旨味とにんにくの芳ばしい香りがタケノコの美味しさを更に引き立ててくれます。
~タケノコのペペロンチーノ風炒めの作り方(2人分)~
<材料>
・タケノコ 150g
・ベーコン 2~3枚
・にんにく 2片
・鷹の爪 1/2本
・塩胡椒、乾燥パセリ 適量
・オリーブオイル 大さじ2
<作り方>
(1)タケノコは皮を剥き、先を斜めに切り落としたら縦半分に切ります。
(2)鍋にたっぷりの水と1のタケノコを加えて火にかけます。
(3)沸騰してきたら弱火に切り替え、30分程度茹でましょう。
(4)3のタケノコを手で触れる程度になるまで軽く冷ましたら半月切りにします。
(5)ベーコンは短冊切り、にんにくは薄切り、鷹の爪は種を取り除いて輪切りにします。
(6)フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくと鷹の爪を炒めていきましょう。
(7)香りが立ち、にんにくの表面に焼き色がついたら一旦お皿に移します。
(8)フライパンにタケノコ→ベーコンの順番で加えて炒めていきましょう。
(9)タケノコとベーコンに焼き色がついたら7のにんにく・鷹の爪を戻し、塩胡椒で味を整えます。
(10)9を器に盛り付け、乾燥パセリをトッピングして完成です。
シャキシャキ触感が美味しい。『ノビルのピリ辛ナムル』
箸休めに何かあと一品欲しい...そんな時はこちらの『ノビルのピリ辛ナムル』はいかがでしょうか?そのままはもちろん、そうめんや冷やしうどんの上にのせて食べるのもおすすめです。
~ノビルのピリ辛ナムルの作り方(2~3人前)~
<材料>
・ノビル 250g
・醤油 小さじ2
・鶏がらスープの素 小さじ1
・塩 適量
・豆板醤 小さじ1/2
・ごま油 大さじ1と1/2
・炒りごま 大さじ1
<作り方>
(1)鍋にお湯を沸かし、塩を少々(分量外)加えたらノビルを根っこの方から茹でていきます。
(2)根っこを1分程度茹で、その後青い部分を入れて1分程度更に茹でたらザルに上げて流水で洗います。
(3)2のノビルの水気をよく絞り、食べやすい大きさに切ります。
(4)ボウルに3・醤油・鶏がらスープの素・塩・豆板醤・ごま油・炒りごまを加えてよく和えたら完成です。
まろやかな酸味がクセになる。『ウドとささみの梅マヨサラダ』
簡単なのに後を引く美味しさ!『ウドとささみの梅マヨサラダ』の作り方をご紹介します。冷蔵庫で2~3日程度作り置きもできるので、週末等時間がある時にまとめて作っておくと便利ですよ♪
~ウドとささみの梅マヨサラダの作り方~
<材料>
・ウド 1/2本
・ささみ 2本
・梅干し 1個
・マヨネーズ 大さじ1杯と1/3
・醤油、塩 各少々
<作り方>
(1)ささみは両面フォークで軽く穴を開け、耐熱容器に乗せたら塩と水(分量外:小さじ1/2)を揉み込みます。
(2)1にふんわりとラップをかけて電子レンジで1分程度加熱したら裏返して更に1分加熱します。
(3)2を電子レンジから取り出し、粗熱が取れたら手で細かく裂いてボウルに入れましょう。
(4)梅干しは種を取り除いて包丁で叩いておきます。
(5)ウドは斜め薄切りにし、酢水に10分程度浸けたらザルに上げて水気を切ります。
(6)4の梅肉・5のウド・マヨネーズ・醤油を3のボウルに加え、よく和えたら完成です。
ノビルやウドはタケノコに比べると珍しい山菜ですが、スーパーや道の駅等でも場所によっては手に入れることが可能です。もし見かけた際は是非当レシピを参考に食を通じて春の訪れを感じてみて下さいね。