ゴールデンウィークと夏休みの“はざま”のこの時期は、すっきりとしないお天気同様、気分も鬱々としがちですよね。そんなとき、「あ~!遠くへ行きたい」という欲求がふつふつと沸いてくることもあるのでは?
とはいえ、週末のお休みだけではそうそう遠くへは行けません。そ・こ・で、日帰りもしくは週末一泊で気軽に行けて、非日常感がたっぷり味わえる「島」にいきませんか? 自然にあふれた島へのショートトリップで、パワーチャージしちゃいましょう♪ 東日本のオススメ4島をご紹介します。
神津島/東京都神津島村
神津島は、伊豆七島の神様たちが集まって会議をしたという「水分けの神話」が残る島。神話の舞台となった天上山(標高571.8m)には登ることもでき、可憐な花々、白砂の砂漠、龍神が祀られる池、「新東京百景」にも選ばれた絶景スポットなど見どころ豊富です。
島の北部、「赤崎」の入り江には、アスレチックのような木道が巡らされた赤崎遊歩道も。入り江なので波がなく、透明度抜群の海で安心してシュノーケリングやダイビングを楽しむことができますよ。木道から海へのダイブも爽快です♪
神津島
■所在地 東京都神津島村
■アクセス 【船】「東京竹芝桟橋」よりジェット船にて約3時間45分
【飛行機】「調布飛行場」より飛行機にて約45分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは神津島村役場オフィシャルサイトをご確認ください
式根島/東京都新島村
周囲12km、ぐるっと散策するにもちょうどいい大きさの式根島。波が穏やかで澄んだ海はダイビングに最適ですし、100段の階段を登ってたどり着く神引展望台からは、360度の大パノラマビューが楽しめます。
さらに、島のあちこちで湧く温泉は、海岸の岩場にあるワイルドな地鉈(じなた)温泉、無色透明で切り傷擦り傷に効能がある足付温泉、足湯を備えひょうたん形をした松ヶ下雅湯(まつがしたみやびゆ)などバリエーションも豊か♪ 式根島はコンパクトながら見どころ満載、ショートトリップに絶対オススメですよ!
式根島
■所在地 東京都新島村
■アクセス 【船】「東京竹芝桟橋」よりジェット船にて約3時間
【飛行機】「調布飛行場」より飛行機にて約35分、連絡船に乗り換え約15分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは式根島観光協会オフィシャルサイトをご確認ください
田代島/宮城県石巻市
田代島は島民よりネコの数のほうが多い「猫の島」。そもそもは繭の生産のため、ネズミ除けにネコが飼われていたそう。以来、漁師はネコのしぐさで漁模様を予測するなど、ネコたちと平和に暮らしてきました。
島の中央には “猫神様”を祀る「猫神社」、ネコがモチーフのおみやげが並ぶ「島の駅」、ネコの形のロッジが並ぶキャンプ施設「マンガアイランド」など、ネコ好きにはたまらないスポットが点在しています。ちなみに「マンガアイランド」には、漫画家ちばてつや氏と里中満智子氏も協力。マンガ好きにも人気ですよ。
田代島
■所在地 宮城県石巻市田代浜
■アクセス 【船】「旧北上川河口発着所」より定期船にて約40分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは石巻市オフィシャルサイトをご確認ください
猿島/神奈川県横須賀市
東京湾に浮かぶ唯一の無人島「猿島」。幕末から明治時代にかけて、異国から江戸(東京)を守るための砲台が築かれるなど、幕府(軍)によって整備され要塞化しました。希少な“フランス積み方式”のレンガ建造物、森の高台に佇む砲台跡、苔むすトンネルや防空壕など貴重な歴史遺産と自然は、2015(平成27)年に「国史跡」に指定されています。現実離れした独特の雰囲気は、映画やドラマのロケ地としても人気なんです。
島の北側には絶好の磯遊びスポット「オイモノ鼻」と「ヨネノ根」、南側には夏限定で海水浴場もオープン♪ さまざまな“非日常”が楽しめますよ。
猿島
■所在地 神奈川県横須賀市猿島1
■アクセス 【船】「三笠桟橋」より船にて約10分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは横須賀市オフィシャルサイトをご確認ください