
これから来週のはじめ(25日)にかけて、近畿地方は再び猛暑のピークになるでしょう。大阪や奈良では37℃、京都は38℃予想の日もある見込みです。お盆を過ぎて暑さが落ち着いてくるころですが、来週はじめにかけて体温を超える危険な暑さになる日がある見込みです。夏の疲れが出てくるころですので、万全な熱中症対策をなさってください。
●来週にかけても晴れる所が多い 強い日差しで猛烈な暑さが続く
これから来週(27日)にかけても、近畿地方はおおむね晴れて、連日強い日差しが照り付けるでしょう。特に今日20日から25日ごろは、再び暑さに拍車がかかります。大阪や奈良は最高気温が36℃から37℃、京都は37℃から38℃と危険な暑さになるでしょう。23日(土)は二十四節気の「処暑」を迎え、暑さがおさまる頃とされていますが、今年はいつもの年と状況が異なります。8月中旬に雨でいったん暑さが落ち着いた後、再び猛暑がぶり返してきますので、熱中症に引き続き厳重な警戒が必要です。
●8月下旬になっても、市街地では連日の熱帯夜で寝苦しい
お盆を過ぎ、内陸部では場所によって夜になると虫の声が聞こえるなど、秋の気配を感じられる日が出てきました。一方、市街地では、この先も夜間の気温が下がりにくいでしょう。最低気温は25度を下回らず、8月下旬になっても寝苦しい状態が続きます。寝る前にコップ一杯の水を飲んだり、枕元に水分を置いたりするなど、夜間も水分をとる工夫をして、熱中症に気を付けてください。
●8月下旬になっても、熱中症は危険ランクが続く
8月下旬になっても、近畿地方各地とも熱中症ランクは「危険」マークが並んでいます。日中の気温が高い時間帯の外出はなるべく控え、エアコンのきいた涼しい場所でお過ごしください。寝不足や疲れがたまっているなど、体調が優れない時は熱中症のリスクがいつも以上に高まりますので、無理をせず体を休めるようにしてください。