
今日19日は東北から九州で最高気温35℃以上の猛暑日が続出しました。この先も猛烈な暑さは続き、24日(日)前後に再びピークとなるでしょう。さらにこの先1か月程度は、北海道から九州北部で気温の高い状態が続く見込みです。少雨が心配な地域もあり、熱中症や農作物の管理に注意が必要です。
●今日19日は東北から九州で最高気温35℃以上の猛暑日続出
今日19日は、東北南部から九州にかけて強烈な日差しが照り付けた所が多く、猛暑日が続出しました。午後5時までの最高気温が38℃以上となったのは、鳩山38.5℃、久喜38.2℃、熊谷38.0℃の3地点で、いずれも埼玉県内でした。東京都心の午後5時までの最高気温は35.0℃で、2日連続で猛暑日となりました。全国で猛暑日となった地点は、今日は159地点でした(午後5時現在)。
●24日(日)頃に再び暑さのピーク 40℃以上も
この先は、太平洋高気圧の日本付近への張り出しが強く、東日本から西日本の広い範囲で晴れる日が続く見込みです。強い日差しが照り付けるため猛烈な暑さが続くでしょう。24日(日)前後は一段と気温が高くなり、再び暑さのピークとなる所がある見込みです。熊谷(埼玉)と名古屋では、24日(日)の最高気温は40℃の予想です(午後5時発表)。連日、災害級の危険な暑さとなるため、熱中症対策を徹底するようにしてください。
一方、北日本付近は、度々、低気圧や前線が通過する見込みです。小刻みに天気が崩れ、明日20日にかけてと23日(土)頃は、日本海側を中心に大雨となる恐れがあります。
●この先1か月は高温傾向 少雨になる所も
今日19日、気象庁は、東北から近畿に「長期間の高温と少雨に関する気象情報」を、北海道と中国、四国、九州北部に「長期間の高温に関する情報」を発表しました。
北海道から九州北部では、6月中旬から気温の高い状態が続いており、高温傾向はさらに1か月程度続く見込みです。また、東北から近畿では、6月下旬から雨の少ない状態が続いている所があり、この先2週間程度は少雨傾向が続くでしょう。
引き続き、農作物の管理や熱中症対策などの健康管理に十分注意してください。