starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

今夏は記録ずくめの猛暑 お盆明けは再び40℃に迫るおそれ 災害級の残暑いつまで


今年は統計開始以来、最も暑い6月と7月になりました。そして8月は記録的な大雨から一転、再び猛暑日続出。お盆明けの来週は、関東などで40℃に迫る危険な暑さになるおそれ。猛暑も災害です。災害級の残暑いつまで?

●今年は猛烈な暑さ 続々と過去の記録を塗り替える

今夏は猛暑の記録ずくめとなっています。西日本(九州~近畿)は6月27日に一斉に梅雨明け。平年より3週間くらい早い梅雨明け後、連日のように猛暑となり、7月29日は全国900地点あまりあるアメダスの内、最高気温35℃以上の猛暑日が322地点と、過去最多を記録。翌日の30日は、兵庫県丹波市(柏原)で41.2℃と、国内の歴代最高気温41.1℃を更新。また、7月30日~8月2日まで4日連続で、全国のどこかで40℃以上となり、これは12年ぶりのことです。

その後も、猛烈な暑さは更に加速し、8月5日は群馬県伊勢崎市で41.8℃を観測し、6日で国内歴代最高気温を更に塗り替えました。また、この日(5日)は40℃以上が14地点(全て関東地方)と、一日に40℃以上を観測した地点の最多記録を更新しました。

日本国内の暑さ記録1位~4位タイまでが全て、今年2025年となる記録的な猛暑となっています。

●統計開始以来はじめて40℃以上を観測した地点も

日本国内では、2017年以前は40℃以上は数年に一度レベルでしたが、2018年以降は毎年全国のどこかで40℃以上を観測していて、今年で8年連続となりました。

また、今夏は京都府、兵庫県、岡山県、広島県では、統計開始以来はじめて、40℃以上を観測しました。

猛暑の原因は、地球の温暖化や海面水温の上昇により、偏西風が北に偏り、暖気が日本付近に入りやすいこと。また、太平洋高気圧+太平洋高気圧より背の高いチベット高気圧の布団2枚重ね状態になる事に加え、山越えの風が吹き降りる際の気温が上昇するフェーン現象の影響などが考えられます。都市部ではエアコンの室外機などで夜も気温の下がり方が鈍く、朝のスタートラインから気温が高い事も要因のひとつです。

●再び猛暑日エリア拡大 お盆明けの来週は40℃に迫る危険な暑さ

8月7日~12日は、短い梅雨を取り戻すかのように列島に前線が停滞し、九州北部や北陸などで記録的な大雨となりました。全国的に雨で8月10日と11日は、猛暑日地点はゼロとなりましたが、再び天気が回復すると危険な暑さに。今日14日は猛暑日地点が94地点(17時まで)と、昨日13日(24地点)の4倍に増えました。明日15日は更に増えて、100地点を超える予想です。

この先、お盆明けの来週にかけて、猛暑日地点は再び急増となりそうです。特に、17日~20日にかけては、晴れれば地上で40℃に迫るような暖気が関東など東日本に予想されています。

今日14日発表の最新の1か月予報によると、9月にかけて全国的に気温は高く、九州~関東では猛烈な残暑が続く見込みです。

九州北部など大雨被災地も猛暑が続くため、復旧作業は「休息・冷却・水分補給」をこまめに行いましょう。九州~関東では熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)が続くため、夜間の熱中症にも警戒が必要です。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.